Mercedes AMG GT R 2017

毎年、春と一緒にやってくるのが、岡山国際サーキットでのスーパーGTのオフィシャルテスト走行です。
今年のカラーリングは変わったかな？とか、新しいチームは出てきたのかな？、とか、エグゾーストノートを楽しみに通っています。
GT300クラスでとても強いのがこのメルセデスAMG GT3(FIA-GT3)です。

リペイント終了時。つや消し黒の状態。バットマンカーのような

LEON PYRAMID AMGレーシングさんはそもそものカラーリングがつや消し黒なんですが、春のテスト走行時には最終カラーリングになっていない車両もチラホラあり、４月の開幕戦で、「あ、やっぱり黒のままやねんな」と思っています。

車両はマンマではないけど、デカールで似せてみました。

このクルマ、排気音が他車と全然違うんだよね。低音で図太い。GT300クラスのくせにGT500並みの威圧感があり、結構、ファンです。
2024年の岡山開幕戦では惜しくも2位だったと思います。

ホワイトデカール

各デカールは最初は紙に印刷し、切り取って糊で貼りつつ大きさの調整をして行っています。

デカール計画完了時点。仮デカールは糊付け

今回の製作のポイントは、やはりホワイトデカールです。
Web上でも白デカールの作り方は多くの皆様が紹介している通り、スタンピングリーフとクリアデカールによるものかと思います。

小さい文字のホワイトデカールはとても難しい

これが、文字が小さいと転写がなかなかに美味く行かず、小さなデカールはそのものを諦めざる終えない状況でした。

文字のエッジの効いた白文字デカール

とは、言え、今回は異なる手法を使い以外といい感じになったので、その方法を残しておこうと思いました。

スタンピングリーフ＋クリアデカール

①クリアデカールに白のスタンピングリーフを高温ラーミネーターで貼り付けます。４～５回は通しています。特に問題なくスタンピングリーフはクリアデカール全面に貼りつき、全面ホワイトになっています。

スタンピングリーフ＋クリアデカール＋レーザーコピー

②その白くなっているクリアデカールの上から事前にPCで作成しておいたPDFをレーザープリンターで印刷します。
（各デカールの周囲の色を予め把握しておき、背景をそれぞれの色にしておき、背景色と一緒にプリントさせます。）

スーパーGTのゼッケンも同様の作り方

③それを切って貼って行きます。文字のエッジが立ってシャープな感じが出てきます。以降もこれ以外の手法を考えてみようかと思っていますが、まずは満足。

はぁ、早く、春が来ないかいなぁ・・・

改造前の姿です。