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脳卒中専門リハビリステーション(脳PLUS)に込めた想い

初めまして!脳卒中専門リハビリステーションの作業療法士、中西誠です。

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2016年より、大阪の天下茶屋にて脳卒中(脳梗塞&脳出血)リハビリの改善を諦めないをコンセプトに、『脳卒中専門リハビリステーション』をオープンし、活動しております。何故、脳卒中専門のリハビリステーションをオープンしたのか!?初回である今回は、その経緯と脳卒中専門リハビリステーションに込めた思いについて書きたいと思います。私たちはもともと総合病院やデイサービスで勤務し、発症してすぐの時期である急性期から、在宅で生活を送る維持期までを経験いたしました。その中で感じたことは…何より、患者様・利用者様が、脳卒中後遺症の改善を諦めていることが多い現実です。そして、地域に本気で脳卒中後遺症を改善するための施設が無い事。この2点でした。私たちに何が出来るか…!?もとより私たちは大阪を中心に、「全国に130万人いると言われている脳卒中のリハビリ難民を0に!」というスローガンを掲げ、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士を対象に10年間セミナー活動を行ってきました。

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しかしながら、地域で生活されている患者様に直接的な介入はできていませんでした。よくなりたいと強く思いながらも、よくなる可能性を知らず、どうしたらいいかわからない。そんな方が多くおられるとわかっ て、出来る事は何なのか。それを形にしたのがこの「脳卒中専門リハビリステーション脳PLUS」です。

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私の作業療法士、そして医療に携わる人間としての思いの根底は、実は国家試験を受ける前に養われたものです。24時間体制の介護。その一員として1年間関わった方。その方は難病を患っておられ、まだ国家資格を取得もしていない私は介護以外、本当に何もできなかったのを覚えています。すごい無力感でした。病気のことを知っていても、本当に何もできませんでした。そんな私にも、当時実は出来ていた事があったと、最近思います。それは、その方の思いに寄り添う事です。その方は私に夢を話してくれました。「難病があっても地域で暮らせることを示すんだ。」と。もちろん私には介護しかでき ません。でも一緒に試行錯誤していろんな話したのを覚えています。本気でその方が話してくれたからだと思います。その夢が実現できたらいいなと、本気で応援しました。これが私の気づいた「寄り添う」ということです。脳卒中になったからといって諦める必要なんてない。

・良くなりたい。
・杖なしで歩きたい。
・もう一度走りたい。
・また家族のために料理がしたい。

そんな気持ちに寄り添います。
「脳卒中専門リハビリステーション:脳PLUS」ですので、もちろん、気持ちだけじゃなく、脳卒中専門の知識と技術を持ったスタッフが対応いたします。

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