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月毎に読んだマンガについての記録(主に自分で振り返る用)を投稿しています(2021年1月〜)|Amazonアソシエイトプログラムとかは利用していません。

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  • 2021年の本棚

    2021年の読書記録

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最近の記事

「今」の自分を構成するマンガ5選(2024年11月版)

「名刺代わりの〜」と言いますか、「自己紹介代わりの〜」と言いますか、改めて「今」の自分を構成するマンガ(≒好きなマンガ)を紹介しておこうと思います。 ちびまる子ちゃん / さくらももこ(集英社) 実家はそこまでマンガの多い家ではなかったのですが、『ちびまる子ちゃん』と『ジョジョの奇妙な冒険』(を含む荒木飛呂彦作品)だけは全巻揃っていました。 どちらも自分の構成要素ではありますが、『ちびまる子ちゃん』は今の自分の感性の直接の源流のような存在で一番根っこの部分にある作品。今

    • 2024年10月に読んだマンガの記録

      10月に読んだマンガを紹介していきます。 今月の10冊【完】双影双書 4 / 舟本絵理歌(小学館) 皇后の亡霊に縋りつき、実子暗殺を企てた叶国皇帝陛下。篤国の姫・翠燕と婚礼の儀を果たした宵扮する冠星は、篤王に招かれ篤を目指す。皇帝の根回しによりまたしても命を狙われる冠星(宵)だったが、勇気ある宵の行動が功を奏し、無傷で叶国へ帰還。燃え盛る炎の中で父と訣別した冠星は、僵死として最後の時を迎えるのだった。 叶国を千年の安寧に導く未来の皇太子と、皇太子を支えた影武者。双つの命

      • 見えるけど見えない好き【#マンガの話がしたい】

        Xで日記まんがを投稿されているおけべちさんという方が描かれていた『見える』の話がここ最近ずっと頭の片隅にあります。 このことについて自分事として一度整理しておきたい。そんなnoteです。 世の中にある「好き」は氷山のほんの一角で、普段は隠れている「見えない好き」が数多くある、という話。(ちなみに唐突なファンアートで描かれているのは五老星のサターン聖と錦久家の長女・モチちゃん…のはず) 自分のnoteで毎月マンガの感想とかあらすじとかのなんかそれっぽい文章をチマチマまとめ

        • 2024年9月に読んだマンガの記録

          9月に読んだマンガを記録していきます。 今月からタイトルを変えてみました。 先月までの記録はこちらから▼ ▲転がる姉弟 6 / 森つぶみ(小学館クリエイティブ/ヒーローズ) 9月一番楽しみにしていた新刊。姉のみなとと弟の光志郎、姉弟になった二人の愉快な日常を描くホームコメディーの大傑作。進路に悩むみなとは修学旅行へ、一方自由奔放な光志郎は学習発表会と、秋の学校行事が盛り上がる第6巻。 光志郎の日々の全てがあまりにもユーモラスで、いつか忘れてしまいそうな些細な日常をコミ

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        記事

          君はコミックソニック現象を体験したことがあるか【#マンガの話がしたい】

          皆さんは「コミックソニック現象」というものをご存じでしょうか? タイアップやコラボではない、全く関係のない「音楽」と「マンガ」に親和性が生まれる、またはそう錯覚する現象を指す造語で、名前の由来はthe pillowsの楽曲『Comic Sonic』から。命名者は私です。 要は、「この曲、あのマンガにピッタリじゃん!」と感じる現象のことです。個人的には主に「歌詞」に結びつきを感じることが多く、逆(マンガを読んで曲を想起すること)はほぼないです。 ちなみに「Comic So

          君はコミックソニック現象を体験したことがあるか【#マンガの話がしたい】

          2024年8月の本棚

          8月に読んだマンガをまとめていきます。 【新】しかし火事獅子歌詞可視化 / 問松居間(KADOKAWA) 活動休止中の謎の音楽系Vtuber・火事ライオン。彼の作る楽曲は、特定の状況下でその歌詞が可視化される「ソングダイブ」という不思議な現象が起こるらしい。そんな火事ライオンの根強いファンたちの”縁”が、次第に巡り合い、重なっていく傑作青春オムニバス。 オムニバスですが話が進む毎に各話の登場人物同士が繋がっていくタイプの構成。「あれ これなんだっけ?」という細かい伏線が

          2024年8月の本棚

          『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:』を観て思ったこと

          『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:』を公開初日初回に観てきました。 「Re:Re:」が流れるのか否かのネタバレを絶対に避けたかったので。 結果的には流れました。流れてくれました。 サブタイトルに「Re:Re:」が入っていて劇中で「Re:Re:」が流れないとかそんな訳あるか~い!アホか~い!と多くの方が予想していたことでしょう。 でもいざ流れたらもう大歓喜。新規カットも盛り盛りで再編集された本編の内容はほとんどどこかへ飛んで行ってしまいました。 まだ結束バン

          『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:Re:』を観て思ったこと

          2024年7月の本棚

          7月に読んだマンガをまとめていきます。 ガールクラッシュ 8 / タヤマ碧(新潮社) 合同オーディション出場メンバー選出審査当日。圧倒的実力を持つヒョナやジウたち1班は、土台として柱として覚醒したミンチェのパフォーマンスも光り上々の評価。一方、胸の内を明かしたスアと自らの強運を説く天花たち2班は——。 選ばれる人間と選ばれない人間。持つものと待たざるもの。それらを分けるものが運なのだとしたら、スアさん、あなたはやっぱり幸運だよ。 それはそうと早く国内でも紙で刊行してく

          2024年7月の本棚

          2024年6月の本棚

          上半期もお疲れ様でした。6月に読んだマンガをまとめていきます。 芭樂歌 BLA BLA SONG(ぶらぶらソング) / PETER MANN(尖端出版) 台湾の出版社から2022年に刊行された台湾漫画の短編集。今月、海外漫画を多く取り扱う書肆喫茶moriさんの通販で購入しました。2400円と高額でしたが、全然お釣りが来るレベルの満足感。 これがもう本当に心に深く残ったので、特別に今月の10冊に入れることとします。(サムネの10冊は原則その月に出た新刊から選定しています)

          2024年6月の本棚

          2024年5月の本棚

          5月に読んだマンガをまとめていきます。 【新】レタイトナイト 1 / 香山哲(トゥーヴァージンズ) 『ベルリンうわの空』の香山哲先生が発酵を重ねた新作が遂に単行本化。心待ちにしておりました。 小さな集落・レタイトに住む15歳の少年・カンカンは最近どうも納得がいかない。そんな折、同居していた叔父・マルが新しい仕事を探して旅に出た。 日々のモヤモヤを解消する鍵は自分の知らない外の世界にあるのかもしれない、と思い始めるカンカンは、ゆっくりと自分も旅に出る準備を始める。 架

          2024年5月の本棚

          2024年4月の本棚

          4月に読んだマンガをまとめていきます。 【新】ふつうの軽音部 1 / クワハリ・出内テツオ(集英社) ジャンプルーキー発、青春軽音部ドラマの1巻が早くも登場。 ロックを愛する陰キャ女子高生・鳩野ちひろは、高校入学と共にギターを購入し、不安を抱きながらも憧れの軽音部に入部する。しかし上達しないギタースキル、なんとなくで組んだメンバーとの冷ややかな関係、すれ違う部員たち。どこにでもある”普通の軽音部”の中で、鳩野の音楽人生が、期待と危険を孕みながらゆっくりと転がり始めた。

          2024年4月の本棚

          サールナートホール/静岡シネ・ギャラリーの映画紹介は至極のレビューである

          「サールナートホール/静岡シネ・ギャラリー」というXアカウントをご存じでしょうか。 公式サイト / Xアカウント /noteアカウント 静岡県にあるミニシアターの公式アカウントで、同館で上映されている(上映予定のある)映画についての紹介ポストを高頻度で投稿されています。そのどれもがとにかく興味を惹かれる素敵な内容なのです。 自分は数か月ほど前に存在を知って、ちょくちょくチェックしていましたが、話題になり始めたのは2021年ごろからだそうです。映画.comで中の人へのイン

          サールナートホール/静岡シネ・ギャラリーの映画紹介は至極のレビューである

          2024年3月の本棚

          2024年3月に読んだマンガをまとめていきます。 【新・完】友人の式日 るぅ1mm作品集 / るぅ1mm(双葉社) 『怪物くん』などのるぅ1mm先生の傑作BL短編集。BLといっても絡みとかはない微L(微妙にBL)です。以下収録作4篇。 【ななしの恋人】下駄箱に入っていた送り主不明のラブレター。その正体は親友だった。──告白する勇気はなかったけど、別れる勇気はあった。 【幽霊屋敷ラブロマンス】除霊師の青年が悪霊の少年に一目惚れ。愛おしくて離れられなくて、寂しい。──死ぬ

          2024年3月の本棚

          noteのAmazonリンクカードに書影が表示されなくなってしまった件

          こんにちは、noueです。普段はnoteにて、毎月読んだマンガをまとめています。 その際、それぞれのマンガの書影を掲載するためにAmazonのリンクを埋め込んでいました。 が、ある日を境に埋め込んだリンクのリンクカードに書影が表示されなくなってしまったのです。 これは、曲がりなりにもマンガに関する記事を書いているnoter(noterってなんだ)にとっては由々しき事態。 どうしよう… Amazonリンクが死んだ日事に気がついたのは、マンガライターとして活動されている

          noteのAmazonリンクカードに書影が表示されなくなってしまった件

          2024年2月の本棚

          2月に読んだマンガをまとめていきます。 【新・完】森のドロップス 銀ねづ短編集 / 銀ねづ(KADOKAWA) 可愛くてついついニヤけてしまう動物たちが中心の短編集。動物好きなんだな〜とほんわかと読んでいたらロボとかも出てきて”芯”と”幅”が感じられて大変楽しかったです。重厚なストーリーや鮮やかな伏線回収だけがマンガの醍醐味じゃあない。以下収録作。 本をきっかけに森の動物たちが交流していく【森のくるみ図書館】、水に映った空を味わえるスプーンを手に入れた少女のよふかし【魔

          2024年2月の本棚

          戯れにも見えた。死闘にも見えた。/『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』感想

          『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』を初日初回IMAXで観戦(鑑賞)してきました。 まぁハチャメチャに面白かったわけですが、この対決が『ハイキュー!!』という作品の中でも一風変わった異色のカードだった、と改めて感じたので内容と感想を簡単に書き記しておきます。 「ゴミ捨て場の決戦」の位置付けと概要 主人公・日向翔陽が所属する烏野高校(宮城)と、彼の友人であり、ライバルである弧爪研磨が所属する音駒高校(東京)。 両校の関係は、烏野の烏飼元監督と音駒の猫又監督の現役選

          戯れにも見えた。死闘にも見えた。/『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』感想