野菜播種機 みのるくん
「播種(はしゅ)」とは「種蒔き」のことです。
「農業」の勉強のために出荷用の人参とビーツを栽培します。今日は時期的に少し遅めですが、人参の種蒔きをしました。
ビーツの品種はデトロイト。
人参の品種は向陽2号。
畑の面積でいうと少しわかりにくいので、
およその粒数でいいますと、
ビーツが約5000粒
人参が約30000粒です。
先週、ビーツの種蒔きをしました。
深さ1cmの溝を掘り、2cm間隔で1粒1粒、手作業で2人がかりで行いました。
全て蒔き終わるまでにはおよそ7時間。想像以上に精神的、肉体的にも苛酷を極めました。
「めっちゃきつい!」
人参の粒数はビーツの6倍。
単純計算をすると約2日かかる。
「これはやってられない!」ということで、話し合いの結果、購入しました。
「野菜播種機 みのるくん」
正式にはみのる産業さんの人力野菜播種機1条です。無段調量式(野菜によってロールを交換するタイプがあります。)の播種機です。
播種の量はロールの調整で簡単に、播種の間隔はツマミでワンタッチで調整という優れものです。
人参の種は深さ1cmほどの溝に1cm間隔で蒔くのが基本です。(ペレット種子の場合)
私たちは重大なミスを犯してしまいました。
それは、「みのるくん」の点播きの間隔は15〜30cmということです。幸い、点播きから条播きに切り替えする機能が付いてます。
しかし条播は私たちが想像するような正確な間隔で播種をするようなものではなく、ボタボタとタネを落としていくような感じでした。
これはメーカさんのせいではなく、完璧に私たちの確認不足です。そういこともあり、最初の調整に約2時間かかりました。無断調量式で幅広い野菜の播種に対応しているため、少しボルトを緩めるだけで出てくる種の量が大幅に変わったり、溝を掘る深さの調整も慣れるまで時間がかかりました。
どなたかご購入を検討の方は、播種様式、点播きの対応できる間隔などをきちんと調べてからの購入をお勧めします。
さて、播種にかかった時間ですがなんと、
「30分」。
これにはビックリでした。みのるくんを押すだけで播種してくれて、労力も、ほぼ0です。買ってよかったなと心から思っています。
「みのる産業」さん、ありがとうございます。
今回は手作業と機械化の違いについて考えさせられました。
手作業の正確さ、つらさ。
機械化の楽さ、コストの高さ。
それぞれにメリットがあり、デメリットがある。これからはどんどん機械化が進んでいくと思います。その中でも大切なことは
「どちらも経験すること」
と実感しました。
特に私たちは今回ビーツの種を手作業で蒔いたので、機械のありかださをより実感することができました。
これからもメリットやデメリットを考えながら
機械を使うところ、手作業ですることろを使い分けていきます。
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