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私はこの方法で超ネガティブの穴から抜け出した

過去の私は、相当ネガティブで常に力んで生きてました。
そこから抜け出すことができるようになった簡単な方法を、紹介します。

★この方法が向いているのは、こんな人です。

  • こころのモヤモヤや生きにくさを、自分で解消していきたい人

  • 「とりあえずやってみる」「コツコツ続ける」ができる人

  • 内向的な人

  • 内省や内観というものが好きな人

  • 考えすぎる傾向のある人



そもそも自分を苦しめているものは何?

こころを追い詰めて苦しくしているのは、自身の思考です。

ここで言う思考とはこんなものです。
思い込み、先入観、価値観、判断基準、一般常識、道徳など。

そういった思考は、理由があって誕生しました。
これまでの経験、親から教えられたこと、学校や社会で学んだこと等から、ひとそれぞれの考え方ができてきたんです。

そして、私たちは常に、その思考を働かせて評価し、比較して優劣を判断したり、ものごとの良し悪しを判断したりしています。
これ、けっこう無意識のうちにやってます。何しろ生まれてから今までの間、多くのことが潜在意識に刷り込まれていますから、無意識のうちに習慣化されているんです。

思考は悪者なの?

応えは、「どちらでもない」です。
自分を苦しめてしまうものもあるけれど、社会で生きていくために大事なものもありますよね。

同じ思考でも、視点を変えると良し悪しの判断も変わります。

なので
良いか悪いかという判断は、とりあえずわきに置いといてください。

毎日どのくらい思考しているの?

2005年の米国国立科学財団によると、平均的して人は1日に12,000 ~ 60,000 回も思考しているそうです。しかも1日の思考のうちネガティブなものが80%なんですよ。

ここから更に計算してみます。
仮に1日8時間眠るとした場合、起きているのは16時間。ということは、1時間に750~3,750回も考えごとをしていることになりますね。
そのうち1時間に600~3,000回は、ネガティブなことを考えているんですね。
オドロキです。脳みそはそんなに速く回転してるんですね。

感情がわくから辛いんじゃないの?

何かがあるとグワッとわいてくる感情が、ネガティブなものだと確かに辛いです。

感情はどうしてわくんでしょうね?

目の前のできごとや誰かの言動などが、自分の中にあるあの価値観やらの思考に引っかかった時、反応して一瞬で感情がわくんです。

つまり感情は、そう感じるだけの何かがこころの中にあるよ~と、教えてくれているということです。合図してくれてます。

だから、どんな感情がわいても、それ自体は悪くないです。
怒りであろうと嫉妬であろうと、感情がわいた自分を責める必要は一切ないんだということは、覚えておいてください。

どうしたらこころは軽やかになるの?

それは、不要な思考をしないこと。
身についている考え方、価値観、基準、一般常識等に執着し過ぎず、とらわれから自分を解放していくこと。

3種類のこころを落ち着かせる方法

では実際の方法を、次の3種類に分類して説明します。
「止める」「こぼす」「ゆるめる」

a.止める

1日の思考量が多いのは説明しましたけど、どれもこれもが必要なものばかりじゃないんです。考えなくていいことを考えていることが多そうですよ。

たとえば
過去に起こったことは、なかったことにはできません。だから、グルグル何度も考えなくていいんです。特にものすごくつらい出来事なんて、むやみに思い出すのやめましょう。

今後のことを心配することはよくありますが、まだ起こってもいない未来のことをあれこれ考え続けるのは、それだけでくたびれます。
心配ごとは、対策を考えます。これは必要な思考。その後は決めたことをそれぞれのタイミングでこなしていくだけなんです。

そうはいっても、ついつい考えちゃうのが人間。なので、ぐれぐれも考えてしまった自分を責めないでください。
どうしても考えちゃうから、気付いたらその思考をとめればいいんです。

思考をとめる有効な練習が、「瞑想」と、「没頭・集中」です。

瞑想の詳細説明は、ここでは省略します。メインは別のことなので。

瞑想にも種類があります。その初歩的な呼吸に意識を向けるやり方で、充分思考を止める効果はありますよ。

「没頭・集中」については簡単に説明しますね。

今やっていることに意識を集中させます。没頭してしまうと、それ以外の不要な思考は出てきませんよね。

つまり趣味に没頭するのと、楽しいだけじゃなく、不要な思考が止まるのでやっている間は心が軽くなります。

日常生活での様々な場面でも、集中してしまうといんです。家事、仕事、食事、入浴等、その時々でひとつひとつの動作に意識を向けてしまいます。

私たちは、何かをしながら案外いろんなことを考えているんです。そのときの行動に関すること以外の思考を止めようということです。

たとえば食事
口に入れた食感、30回噛むカウント、味、飲み込むときののど越しなどに、意識を向けていきます。

こうやってどこかに意識を向けて集中するのは、瞑想とも関連しています。

※思考をとめる効果

  • 不要な思考をする時間を減らせます。これが大事。

  • こころが不必要に落ち込んでいくのを防げます。

  • おだやかな状態に戻りやすくなります。

b.こぼす

次々あふれだす思考を、紙にこぼしていくんです。これ、ジャーナリングといいます。ジャーナリングについて、簡単に説明しておきますね。

※ジャーナリングのやり方

  1. 時間設定をします。
    1日1回15~30分くらいの間が無理なく継続しやすく、効果も期待できます。

  2. 紙と書くものを用意。
    書くものは、鉛筆でもボールペンでもいいです。
    紙は、A4くらいの大きさが書きやすいと思います。

  3. タイマーをスタートして紙に書く。
    書くのは、頭に浮かんだこと。なんでもいいです。
    手書きします。

※ジャーナリングの留意点

  • ひとりの時間にやります。人に見られないためです。

  • 書いたものは、絶対誰にも見せないでください。
    内容を人に見せたり教えたりすると、本心をさらけ出せなくなりますから。

  • 書く内容にタブーはありません。だって、人に見せないから。

  • 全部ひらがなでもカタカナでもOK。誤字脱字も気にしない。

  • 思考に限らず、その時々の感情もどんどん書いてOK。

  • 最初の何日かは、遠慮がちに書くかもしれませんが、かまいません。そのうちにどんどんぶちまけられるようになります。

  • 書くことがなくなった気がしても時間まで書き続けてください。
    書くことがないなと思ったならそれも思考なので、「書くことがない」と書けます。それを繰り返すのもありです。

  • 書けるだけ書いていいので、ページ数に制限はありません。

  • 継続あるのみ。
    まずは10日くらいでもいいのでやってみると、効果を実感できます。

私が初めてやったとき、7日間続けてみたんです。手応えありました。
気持ちはスッキリするし、頭が軽くなったように感じました。


次がいよいよ私に最も効果があった方法です。

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