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脳内出版(まり)
2019年3月12日 14:54
今度は最初から息子に頼んだ。 もうすっかり暗くなっていたので、懐中電灯で照らしながらだったけれど、簡単に作業は終わった。カーテンを閉め、スイッチを入れる。パチッ!「おおぉぉぉー!」思わず声に出してしまう。なんと明るい。そこには新世界が広がっていた。この感謝を誰に伝えればいいのだろうか!エジソン?それとも×××電力? 自分の世界に光が降り注ぐと、何でも出来そうな気がしてくる。
2019年3月10日 21:35
15歳の息子は、私の身長をとうに追い越している。 照明器具を天井に再度取り付け(コードが伸びたのは影響が無いようでひと安心)、多少手惑いながらも、今度こそカバーが外れた。私は、予め用意しておいた掃除機のスイッチを入れ、片手でカバーを受け取った。掃除機を持っている事に安心して、うっかり目を開けてしまった!! ???んんん???えっ…無いじゃん…。 カバーの中は(外側も)うっっすらと
2019年3月10日 14:36
脚立の上に片足ずつ乗せて、ゆっくり立ち上がる。だめだ。脚立では足元が頼りない。諦めて、イスにする。なんとか立ち上がれる。 カバーはスポッと簡単に外れるはず…。しかしバランスを崩すと、頭の上に蜘蛛の死骸が降り注ぐ事になる。焦る、時限爆弾を解除しているかのように。そして中々外れない。こんな事に時間をかけていては、電球を買いに行けなくなる。カバーを掴んでクルクル回してみる。 あっ!
2019年3月9日 21:45
休みの日に、ふと気が付いた。夕暮れ時になると、だんだん憂鬱になってくる。「あぁ、部屋は暗いんだった……」本を読んだり、大好きな着物のコーディネートを考えたりする事が出来ない。そしてそのうち、何にも出来ない→したくないに変わって行った。しばらくそんな風に過ごしていると、夕暮れ時に限らず、毎日がつまらなく感じてきた。たかが電球が切れただけで?!それが全ての原因とは言わないまでも、大部分
2019年3月9日 19:24
今年に入って、多分1月中旬頃から部屋の電球が切れた。3月3日まで。自分の部屋だけだし、夜は間接照明だけで特段不便さも感じることなく過ごしていた……つもりだった。なぜ、すぐに買い替えなかったのか?それは、怖かったから。カバーを外すのが。私は高所恐怖症で、イスより高い場所は膝がガクブルガクブルガクブル……だから。それと、イチバン怖いのはカバーの中。絶対に虫(蜘蛛)の死骸がたくさん入ってるは