農家とつくる日本酒プロジェクト

酒米が種から日本酒「農醸」になるまでの過程でみんなで「自分たちの日本酒」をつくる、農家…

農家とつくる日本酒プロジェクト

酒米が種から日本酒「農醸」になるまでの過程でみんなで「自分たちの日本酒」をつくる、農家がつくる日本酒プロジェクトのページです。プロジェクトに込めた想いや私たちの酒米の生育状況をお伝えします。 https://noukanosake.mystrikingly.com/

最近の記事

12年目農醸 私たちの酒米の生育記録9

田植えから101日目の秋田酒こまちです。 重みがかかっているところはだいぶ倒れてきましたが、全体としては持ちこたえています。 稲刈りから102日目の改良信交です。 丈が伸びやすく倒れやすい品種ですので手前はかなり傾いてきていますが、全体としてはなんとか持ちこたえています。 田植えから110日目の秋田酒こまちです。 ある程度黄金色になっているのでここまで来ると見た目は大きくは変わりません。 強めの雨や風でどんどん倒れていくので被害が無いことを祈るばかりです・・・。 田植え

    • 12年目農醸 稲刈り体験のお知らせ

      【あなたが稲刈りした酒米が農醸になります!】 大潟村では、稲刈りシーズンを迎えました。 今年は丈が伸びている田んぼが多く、稲刈りに時間がかかっていますが、私たちの酒米はすくすく育ち、もう少しで稲刈りを迎えます^^ 今年も12年目の農醸になる私たちの酒米の稲刈り体験を開催します。 自分で稲刈りしたお米が日本酒になる体験です^^ 基本的には土日どちらかでご参加いただければと思っていますが、もちろん両方でも構いません。 10/5(土)の体験終了後には懇親会も開催したいと思って

      • 12年目農醸 私たちの酒米の生育記録8

        8月の大潟村は35℃を超える日が1日か2日で夜は窓を開けていると寒いような日もありました。暑いことは暑いのですが、猛暑だった昨年に比べるとずいぶん過ごしやすい夏でした。 引き続き私たちの酒米の生育状況を皆で見守っていきましょう! 田植えから69日目の秋田酒こまちです。 前回お伝えした通り、出穂・開花が稲の花見会にギリギリ間に合いました。 全体としては穂はまだほとんど見えませんが、探してみると穂が出て白い花が咲いています。 田植えから70日目の改良信交です。 こちらも遠目

        • 12年目農醸 私たちの酒米の生育記録7

          8/3(土)、好天に恵まれて(恵まれすぎて暑いくらい)今年も無事に稲の花見会を開催することができました! 最寄り駅に集合して移動して、まずは田んぼで乾杯! 目の前で育っている品種で育った農醸を呑みます。 そして、いざ花見。 今年は去年より穂が出るのが遅れて間に合うか心配でしたが、ギリギリ間に合いました! 大げさに聞こえるかもしれませんが、前日確認した時は確認できなかったので、当日の朝に開花した、くらいの勢いです。 田んぼを後にして、隣の男鹿市の寒風山の山頂の展望台へ行

        12年目農醸 私たちの酒米の生育記録9

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録6

          この度の記録的大雨の被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。 大潟村でも強めに降りましたが、幸いにも大きな被害はありませんでした。 数日晴れが続いた後に再び雨続きでしたが、大潟村でもいよいよ梅雨が明けそうです。 私たちの酒米の状況をお知らせします^^ 前回、機会を使って溝を掘る溝切りの行程についてお伝えしました。 この溝を水を抜く際の通り道にするわけですが、田んぼに再度水を入れる際にも溝があることにより奥まで水が行き渡りやすくなります。 溝を掘った後に水を抜き

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録6

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録5

          早々に気温が30℃を超えた昨年に比べて今年はいくらか過ごしやすいです。 ここ数年は大潟村を含む秋田県では梅雨入りしてもあまり雨が降らない年が多かったですが、今年は久しぶりに梅雨らしい天気が続いています。 私たちの酒米の状況をお知らせします^^ 田植えから29日目の秋田酒こまちです。 まだ列の間がはっきり見えますが、順調に育っています。 田植えから30日目の改良信交です。 こちらもすくすくと育っています。 田植えから37日目の秋田酒こまちです。 前回から約1週間が経って

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録5

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録4

          田植えが無事に終わり、私たちの酒米は田んぼに移りました! ここからは田んぼでの様子をお知らせします^^ 田植え直後の改良信交です。 植えたばかりで青々としています。 田植えの時は水位が高すぎると苗が水に浮いて抜けてきてしまう可能性があるため、少し水位を下げてから植えるのですが、植え終わる頃から少しずつ水を入れて土が隠れるようにしていきます。 田植えから7日目の秋田酒こまちです。 田植え直後で根がしっかりと張るまでは強風に当たると葉が枯れて生育が遅れてしまう為、水位を高めて

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録4

          12年目農醸 稲の花見会のお知らせ

          昨年初めて開催して好評だった稲の花見会を今年も行います! この企画は、元気に育っている12年目の農醸になる私たちの酒米の田んぼを見て、(運転の無い方は)私たちの稲を見ながらその酒米の品種からできた農醸を田んぼで味わうというものです。 電車でお越しの方は運営側で交通手段を確保します。 車でお越しの場合、運転の無い方は是非とも農醸をお楽しみください。 田んぼに加えて、大潟村が一望できる隣の男鹿市にある寒風山の頂上で大潟村を眺めながら農醸を呑む体験もしていただきます。 田んぼや寒

          12年目農醸 稲の花見会のお知らせ

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録3

          30日弱の育苗(いくびょう)期間を終えて、いよいよ田植えを迎えました。 今年も田植え体験を行い、参加者の皆さんに農醸になるお米の田植えを体験していただきました^^ 前回のおさらいです。 根がびっしり張って持ち上げられるようになりました。 この状態まで育つことが最低条件です。 種まきの時にビニールハウスの中に並べた苗を今度は軽トラに積んでいきます。 田んぼに移動して、軽トラから田植機に苗を積みます。 道路から離れているところは何人かで手分けして積みます。 そしていよい

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録3

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録2

          種まきをしてビニールハウスの中で保温して土の表面から芽が顔を出しました。今回は、芽が出てから苗が仕上がるまでの様子をお知らせします。 前回のおさらいです。土の表面から芽が顔を出したところです。 シルバーシートで遮光していましたが、撤去したばかりなのでまだ陽に当たっていなくて白っぽいです。 シートを撤去してから2~3日もすれば光合成して緑色になります。 遠目に見ても緑色っぽくなってきました。 種を蒔いてから13日目。 土が見えている部分が徐々に少なくなって来ました。

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録2

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録1

          12年目農醸の私たちの酒米の栽培がスタートしました! これから定期的に私たちの酒米の様子をお伝えします^^ 酒米の種と言っても、籾摺りをして玄米になる前の籾の状態です。 発芽を揃える為にいきなり土に種を蒔くのではなく、芽出しをしてから種を蒔きます。 芽出しは機械で32℃のぬるま湯を循環させながら行います。 品種と種の状態やそこに芽出しに至るまでの積算温度にもよりますが、松橋ファームでは例年20~36時間程度かかっています。 発芽を揃える為に9割以上がポチッと白い芽を出すまで

          12年目農醸 私たちの酒米の生育記録1

          12年目農醸 田植え体験のお知らせ

          あなたの植えたお米の苗が日本酒になります!種まき体験に続き、12年目農醸の田植え体験を開催します。 実際に田植え機に乗って田植え作業を体験していただきます^^ 12年目農醸田植え体験体験内容・・・農醸になる酒米の田植え作業 【スケジュール】 2日間開催しますのでどちらもで好きな方にご参加いただけます。 (もちろん両日でも構いません。) 5月25日(土) ※JR八郎潟駅と大潟村をマイタウンバスで往復できます。 12:45 大潟村集合(集合場所は参加者の皆さんにご案内しま

          12年目農醸 田植え体験のお知らせ

          11年目農醸 ささにごりが呑めるお店

          11年目農醸(2023年に育った私たちの酒米からできた農醸)の初回のお届けとなる「ささにごり」が呑める11年目農醸メンバーの飲食店さんをご紹介します。 搾りたての味わいを是非ともお楽しみください^^ ※数量には限りがございます。予めご確認ください。 酒場戸隠 秋田県秋田市山王2-7-29 シティーパレス1号館 018-863-8699 稲庭中華そば 秋田本店 秋田県秋田市中通6丁目19−8 018-853-8121 炭火やきとり 一㐂(いっき) 秋田県秋田市南通築地4-

          11年目農醸 ささにごりが呑めるお店

          12年目農醸 種まき体験のお知らせ

          【あなたの蒔いた種が農醸になります!】 農家とつくる日本酒プロジェクトの12年目が始まります! 毎年、酒米が育つ過程の農作業体験を実施していますが、今回はその第一弾となる種まき体験のご案内です。  実際の種まき作業を体験して、日本酒「農醸」ができあがる過程に関わっていただけたらと思います。 体験自体は2日間で行われますが、1日のみの参加でも2日間のご参加でもかまいませんので都合の良いタイミングでお越しください。 初日の夜の懇親会については参加人数によって場所を決めたいと思いま

          12年目農醸 種まき体験のお知らせ

          11年目農醸 私たちの酒米の生育記録11

          気付けばもう2月になってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いします。  年末年始を挟んで、仕込み終わってから11日目の状態です。 写真で分かりにくいのが心苦しいですが、発酵が進み、盛んにぷくぷくと泡が出ていました。 このタイミングではまだそこまで香りは感じられませんでした。 仕込みが終わってから16日目の状態です。 米が溶けて表面に膜を張っています。 この頃は膜に覆われていることもあり、泡はあまり見られませんでした。 いつもの農醸らしい華やかな香りも感じられました。

          11年目農醸 私たちの酒米の生育記録11

          11年目農醸 私たちの酒米の生育記録10

           あんなに暑い夏だったのにちゃんと冬が来て、大潟村でも真冬日を観測した程でした。  出荷された私たちの酒米は精米されていよいよ福禄寿酒造さんでの仕込みが始まりました。今回は仕込みの様子をお伝えします。 甑(こしき)という設備で蒸気でお米を蒸します。 量が多い場合は蒸し米機を使って蒸し上げます。 蒸し上がった私たちの酒米です。写真では分かりにくいかもしれませんが、大粒の酒米が50%まで削られて小さくなっています。 蒸気に蒸された直後から雑菌の侵入の脅威があるため速やかに仕

          11年目農醸 私たちの酒米の生育記録10