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【平均年収628万円】カブアンドの絆で結ばれた次世代コミュニティの可能性

いま話題の「カブアンド」
サービス開始から間もないにも利用者が100万人を突破し、多くの注目を集めています。
1月17日に公開された、ユーザー22万人から得たアンケート調査の結果は単なるサービスの成功以上の、興味深い事実を物語っていました。
(私もイチユーザーとして、アンケート調査に参加しました。)

今回の調査で特に目を引いたのは、回答者の平均年収が628万円と、全国平均の460万円を大きく上回っていた点です。
もちろん、これはカブアンドが提供する「サービス利用で株がもらえる」という特典に惹かれた層が多いという側面もあるでしょう。しかし、この数字は同時に、カブアンドのコミュニティが、経済的に安定した、中長期的な視点を持つユーザーによって支えられている可能性を示唆しているのです。
今回はそんなカブアンドの可能性と課題について考察していきます。


平均年収が示す、コミュニティの強固な基盤

考えてみてください。
日々の生活に追われ、短期的な利益を求める人が中心であれば、平均年収はそこまで高くならないはずです。しかし、カブアンドのユーザーは違います。経済的な余裕があるからこそ、目先の利益に囚われず、「国民総株主」という壮大なビジョンに共感し、企業の成長を長期的な視点で見守ることができるのではないでしょうか。

さらに、回答者の52.7%が株式投資経験者であるというデータも、この推測を裏付けます。投資経験があるということは、ある程度のリスク許容度を持ち、市場の変動にも動じにくい成熟した投資家層である可能性が高いと言えます。ユーザーは、短期的な株価の変動に一喜一憂するのではなく、企業の 持続的な成長や可能性を見抜く目を持っているはずです。

上場は通過点?強いコミュニティがもたらす新たな価値

もちろん、カブアンドの目指すところは株式上場かもしれません。しかし、今回の調査結果からは、たとえ上場という目標が達成されなかったとしても、このサービスを通じて形成されたコミュニティそのものに、非常に大きな価値があるのではないかという可能性が見えてきます。
なぜなら、経済的に安定し、投資経験も豊富なユーザーが集まるコミュニティは、単なるサービスの利用者以上の存在となり得るからです。ユーザーは、企業のイチ参加者としてサービスを盛り上げ、時には熱心なファンとして企業の成長を後押しするでしょう。また、その知見や経験を活かし、企業の商品やサービスに対する貴重なフィードバックを提供するかもしれません。
実際、アンケート結果でも「国民総株主というビジョンに共感した」という理由が上位にランクインしています。これは、ユーザーが単に「株がもらえるから」という目先だけの特典だけでなく、カブアンドが目指す社会的な意義や未来のあり方に共感していることを示していると言えます。このような共通の価値観で結ばれたコミュニティは、外部からの影響を受けにくく、長期的に持続する可能性を秘めています。

コミュニティを核とした、カブアンドの多角的な可能性

もしカブアンドが、この強固なコミュニティを核として育成していく戦略をとるならば、その可能性はさらに広がります。

例えば、

  • コミュニティベース の共同開発: ユーザーのニーズやアイデアを積極的に取り入れ、共に新しい価値を創造する。

  • マーケティングにおける共創: ユーザー自身がサービスの魅力を発信し、口コミを広げるアンバサダーとなる。

  • 事業戦略への参加:   ユーザーの意見を参考に、 投資先を選定したり、新たな事業やサービスを創出したりする。

など、従来の企業と顧客の関係を超えた、より強固なコミュニティ基盤を築けるかもしれません。

まとめ:課題と未来への展望

もちろん、課題も存在します。今回のアンケート回答者は、あくまで「株式300枚」という特典に惹かれた層である可能性も否定できません。より 一般層のユーザーを取り込み、多様性のあるコミュニティを形成していくためには、さらなる工夫が必要となるでしょう。
また、未公開株式である以上、換金性や流動性のリスクも存在します。ユーザーに対して、 事業の方向性や進捗状況を丁寧に説明し、理解を深めてもらうことも重要です。
しかし、今回のアンケート調査は、カブアンドが単なる株配りサービスではなく、新しい形の経済圏、そして強固なコミュニティを形成する新事業モデルを秘めていることを示唆しています。
上場という目標に囚われず、この新たな可能性を秘めたコミュニティを大切に育み、ユーザーと共に成長していく。そんな未来の姿を期待しています。

皆さんは、カブアンドの可能性、どのように感じているでしょうか?

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。


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