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未来の農業シミュレーター開発秘話 〜クリエイターインタビュー〜

今回、Metagri研究所の提供するRoblox上での農業ゲーム「未来の農業シミュレーター」を手がけたNeXtreme Studioのクリエイター、たんじさんとしんじさんにお話を伺いました。開発の裏側や、ゲームに込められた想いについて、たっぷりとお聞きしました。



🌱 遊びながら学べる農業シミュレーター

農情人:「未来の農業シミュレーター」における遊び要素の導入について教えてください。

しんじ:プレイヤーが楽しみながら農業を学べるよう、様々な工夫を凝らしています。例えば、肥料の素材集めには楽しい効果音を導入し、ゲームプレイにリズム感を持たせることを重視しました。また、エリアの端に行くと海の中の波に入れるような遊び要素も実装しています。将来的には波の中にわかめを育てるといった、より奥行きのある要素も検討していますね。

たんじ:スマート農具の実装にも特にこだわりました。それぞれの農具に特徴的な動きを持たせ、細部の動作まで丁寧に作り込んでいます。細かな動作やサウンドへのこだわりが、ゲーム全体の印象を大きく変えると考えているんです。

💡 プレイヤーを惹きつける工夫

農情人:プレイヤーの継続的な参加を促すために、どのような工夫を凝らしましたか?

たんじ:ゲームの発展性が重要なポイントだと考えています。エリアが徐々に広がっていくことや、便利な農具が導入されることで、プレイヤーは成長を実感し、ゲームへの愛着を持ちやすくなります。また、課金ポイントを必要最小限に絞ることで、課金の押し付け感を避け、全てのプレイヤーが公平に楽しめるゲーム性を目指しました。

🔧 開発における課題

農情人:開発中に直面した主な技術的課題は何でしたか?

たんじ:他のゲームと比較してUIが多く、特にショップ部分のGUI設計・実装に多くの時間を要しました。ユーザーが直感的に操作できるよう、何度も改善を重ねています。

しんじ:私は農作物の成長過程のデザイン作成に苦心しました。ただ、植物が好きな私自身が楽しみながら取り組むことができました。できるだけリアルに近いデザインを目指したことで、教育利用としても効果的なゲームになったと感じています。

👥 プレイヤーの反応

農情人:プレイヤーからはどのような反応がありますか?

たんじ:「農業体験が学べる」という教育的な面や、「オレ農業向いてんじゃね?」といった農業への興味を示すコメントなど、非常に前向きなフィードバックを多くいただいています。特に、さつまいもや朝顔、ミニトマトなどの実際の植物育成経験がある小学生くらいのプレイヤーが、より深くゲームにハマる傾向があるようです。保護者の方々からも、農業体験の学習効果について高い評価をいただいています。

🎮 今後の展開

農情人:今後のアップデートについて、どのような構想をお持ちですか?

たんじ:農産物のラインナップを増やしたり、新しい農作業過程を導入したりすることを検討しています。また、コンバインなどの農業機械に実際に乗れる要素の追加も、農業体験の観点から有効だと考えています。

しんじ:肥料まきロボや種植えロボのような、作業を効率化する新しい農機具の導入も検討中です。また、エリアの外側の海中に洞窟を設け、レアな素材が手に入る仕組みを実装するのも面白いかもしれませんね。

📝 おわりに

「未来の農業シミュレーター」は、単なるゲームを超えて、農業への理解と興味を深める教育的なプラットフォームとしても機能しています。開発者たちの細部へのこだわりと情熱が、多くのプレイヤーの心を掴んでいるのが印象的でした。

今後も進化を続ける本作に、ぜひご注目ください。
未来の農業シミューレーターをプレイする(Roblox)

今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

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