![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171996557/rectangle_large_type_2_9276cc295d9bd27f81ec00dde6dabba0.png?width=1200)
歴史と文学を体験できる宿『#泊まれる48型』、クラウドファンディング始めます!
このたび、小野洋蘭果樹園の農業体験民宿事業では、縁あって、私の妻の実家である長崎に現存する日本最古の48型団地「旧魚の町団地」の2室をDIYでリフォームし、歴史や文学を体験できる宿泊施設『泊まれる48型』を開業するチャレンジを始めることにしました。この宿は、戦後の暮らしや文化を伝える特別な空間を目指しています。
「泊まれる48型」の特徴は、
日本最古のコンクリート住宅に泊まれる!
というユニーク体験
そしてこの旧魚の町団地という場所が、長崎市内の眼鏡橋や、市民会館、市役所など坂だらけの長崎市内で便利な平地に位置する
という利便性!
さらに、ドラマ「海に眠るダイヤモンド」でCG技術によって蘇った、当時の密集した長崎の島の中で繰り広げられた団地暮らしの様子が、同じ時代に建てられた戦後すぐの昭和の団地の暮らしが体験できる
という歴史の再現性!
はたまた今夏公開予定の映画。「遠い山並みの光」の原作者ノーベル賞作家の「カズオ・イシグロ氏」の幼少時に体験した遠い記憶の風景にあったまさにモデルとなった48型団地を見学するだけでなく実際に住める
という希少性!
このプロジェクトで実現できるとてつもない価値をぜひ多くの皆さんにも共有してもらいたいのです。
このサイトでつらつら書き込んでいる私の農業体験民宿事業は、妻の個人事業として開始しており、現在山梨で2棟を運営しております。さらに、2024年12月には、農業研修生の宿泊も見据えた、小野洋蘭果樹園直営の農業体験民宿「いますわの宿」を開始しております。そんな中、長崎市営の「旧魚の町団地」が解体ではなく歴史的資源として活用しようという動きの中、「COCOCO合同会社さん」がこの建物を県から借り受け「魚ん町+」という新たなコミュニティ拠点として一般の方に貸し出すという事業を開始することとなったのです。
で妻はこの話に、第1回目のワークショップから顔を出し、自分の夢を語りながら、どんなことが出来るかのビジネスプランを考えてきました。
そんな中で、やはり私どもの運営する、一棟貸しの宿を長崎でも実現してみたいということで、その夢が実現可能かを、2回目のワークショップの中で正直に「魚ん町+」の構想とココトトのスタッフにもプランを語りながら、築77年という古いコンクリート団地で、宿泊業が可能かという点から話を進めていったのです。幸いこのワークショップの参加者の中に地元の工務店の方もいらっしゃったことから、ざっくりどのくらいで最低限の改装ができるかなどの話を進めながら、この事業が可能かどうかを検討してきました。
幸い、県の担当者も、ココトト合同会社の皆さんもこの提案に前向きに検討していただく事が出来たことで、2024年の12月に内部の図面を頂き、借りる予定の部屋についてどのような改修が必要かを確認するため地元の工務店さんも交えながら話を進めることにしました。
宿泊業として団地を改装するためには、消防法上の規制をクリアすることと、宿泊施設として必要な、トイレ、風呂、洗面所さらに宿泊部屋の広さなどの要件があります。
これらの目途が立ちそうだということで、「魚ん町+」の入居者として契約を進めるところに進んでいます。
基本妻の貯金を元に開始するのですが、300万くらいの投資であとはDIYをという感じでやりたかったのですが、自分で頑張れるところは頑張るにせよ、なにしろ古いインフラをきちんと問題なく稼働できるようにするためにはさらにお金がかかりそうです。しかも、いざ完成してもお客さんが私たちの想いを理解して利用していただけるのかは全く分かりません。
ということで今回、まずはクラウドファンディングで、完成してから半年くらいはお客さんの稼働が不透明でも運営がまわるように運転資金を確保したい!ということで、CAMPFIREのクラファンにチャレンジすることにしました。
2025年の2月1日から3月31日までの2か月間で、この築77年の団地をリフォームしながら、このnoteで様子を紹介しながらクラファンでの支援を募りたいと思います。
私はこれまで何度かクラファンで支援をお願いしてきました。
主に私の活動しているNPO法人の関係でのクラファンです。
先日はNPOの製造しているジャムのヴィーガン認証取得とその販路開拓にチャレンジしました。
今回のチャレンジは全く畑違いの宿泊というジャンルですので、ジャムや果物に関心のある方と、歴史的な建造物に関心がある方とではまったく違ったネットワークになるのではないかと思っています。
このチャレンジの為に果樹園をないがしろにすることもできないのでどれだけリソースを向けられるかギリギリのところを攻めながらDIYしていきたいと思いますので、そんな日々の作業もあわせて、こちらのサイトを覗いていただけると幸いです。
2月1日から支援が可能になりますが、一足お先に先行ページが出来上がりましたので、どんなこと始めるつもりなのかご覧になっていただけると幸いです。
このプロジェクトは2025年2月1日 12:00頃に公開予定です。
どんな事を進めていきたいのか、その想いも含めぜひご覧くださいませ。