1時間でわかるADL動作分析 階段昇降〜階段を利用するために〜
脳外臨床大学校オンラインサロンVIP限定のセミナーを一部公開します‼︎
ADL動作分析の中でも難易度の高い印象の階段昇降について山本の視点でお伝えしています。
動画で学びたい方は是非オンラインサロンでお待ちしています。
階段はいつ獲得する??
階段はどの動作ができたら獲得するものなのでしょうか??
歩行ができてくると移動の1つとして段差を越えていくために、階段昇降を獲得していく時期と考えます。
階段の必要性とは?
段差を越えていく時に階段動作が必要になってきます。
歩行において、段差を乗り越えていく必要があります。
移動に必要な能力とは?
移動手段は階段であっても、支持基底面を作るにはどうしたら良いか、重心を移動するにはどうしたら良いかが必須です。
階段はどっちに含まれる?
階段昇降において新しく支持基底面を作る、遊脚相は必ずあります。また、重心を移動する立脚相も重要となります。
随意運動障害が問題な人は遊脚層にアプローチする必要があり、筋緊張に問題がある人は立脚層に問題があります。
支持基底面を作るのは?
支持基底面を作る遊脚相手が3つあります。
遊脚相は3つあります。
下肢の持ち上げ、下肢の振り出し、接地準備です。
重心を移動するのは?
重心を移動するためには、衝撃吸収・重心持ち上げ・重心保持・減速・前方推進力をうむ立脚相が重要です。
歩行とは
随意運動が問題の人は、新しく支持基底面を作る遊脚相が苦手です。筋緊張が問題の人は、重心を移動する立脚相に問題が起きてきます。
階段(段差)とは?
人は何cm以上だと段差だと認識して、乗り越えよう、跨ごうとするのでしょうか?
3cmです!!!
3cmあれば段差として認識し、CPGがとまり、跨いで行こうとしますが、3cm以下だとCPGがとまらないので躓きます。
襖の枠や絨毯でつまづく方も多いです。
一番危ないのは3cm以下の段差がたくさんあるお家だと転倒リスクが高まります。住宅改修では、家の中の段差を3cm以上にするか、バリアフリーにして0cmにするか!!
階段における遊脚期に重要なのは?
足を乗せる練習!!
一番はじめに起こる運動は、股関節と膝の屈曲が起こります。
膝の角度は一定のまま股関節の角度が増強し、最終的には膝の伸展が必要です。
階段における遊脚期に重要なのは、
①股関節と膝関節の共同屈曲
②膝屈曲位での股関節屈曲の分離
③股関節屈曲位での膝伸展の分離
トレーニングとしては、脚が伸びた状態から膝を曲げる共同屈曲練習しているか、その角度のまま股関節屈曲練習して、そこでキープして膝の分離運動しているか?
共同屈曲は遊脚するため、脚が浮かないときは股関節と膝関節の共同屈曲ができていないと遊脚しない!足を上げた時に引っかかる人は股関節の屈曲の問題!
踏み板に足を乗せようと思うけど足が届かない人がいる。股関節屈曲位での膝伸展の分離ができないと乗れない!
ステップとは違う?
階段昇降は、ステップと比べてさらなる股関節屈曲が必要であり、分離運動の出力が必要です!
脳卒中患者様の遊脚期
脳卒中患者様の遊脚期は、骨盤引き上げタイプと体幹後傾タイプがあります。
骨盤引き上げタイプはどの機能が足りない?
続きは脳外臨床大学校オンラインサロンアーカイブにて視聴可能です。
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