新人の時に勉強しておいたら良いこと
本日も臨床BATONにお越し頂きありがとうございます。
臨床BATON437日目担当のジュニアです。
新人の時にはやっぱり運動学、解剖学、生理学の勉強をしておくのが良いことだと思います。
しかし、実際に臨床に出た時に知識も必要になる事も多々ありますが、それだけではうまくいかないことが非常に多いです。
なぜなら、患者さんの状態と知識がマッチしないことにありました。知識だけが先行してしまい目の前の患者さんの状態を評価出来ていませんでした。
だから、教科書的にこうなるはずなのになぜその通りにならないのか。
また、姿勢や歩行などにおいてもいかに正常に近づけるかみたいな所ばかりに目がいってしまうのでなかなかマッチしなくて悩むことが多かったように思います。
だからこそ、まずは目の前の患者さんを評価して治療することが1番の勉強だと感じました。
1つ1つの現象の原因を突き詰めていくことで足りない知識が存在してきます。それから知識を詰め込んでいく事で患者さんの状態とマッチしていくのが分かりました。
なので、新人の時に勉強をしておいたら良いことは患者さんとしっかり向き合う事だと思います。当たり前のことを言ってるのですが意外と忘れがちであったり、見逃しがちだと臨床において感じることが非常に多いです。
もう1つはコミュニケーションについてです。臨床においては非常に大切な部分です。
新人だからこそコミュニケーション能力を高める事で患者さんとの信頼関係を構築し、高い満足度を得られると感じています。コミュニケーション能力に関しては臨床経験が長いからと言って能力が高いともならない。だからこそ、新人の時に差を埋める1つの選択肢としてコミュニケーション能力を高めることは非常に重要です。
本を読んで学ぶ事も1つですし、色んな職種の方々と話をする事もコミュニケーション能力を高める事です。
この2つのことを新人の時に勉強しておくことがぼく自身すごく重要だと感じていますので参考にしてみて下さい。
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