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無料コラム 〜スペシャリストとジェネラリスト〜

こんばんは(^ ^)
本日も臨床BATONへお越し頂き、ありがとうございます。
561日目を担当するのは理学療法士のゆーすけです。
本日のコラムのテーマは『スペシャリストとジェネラリスト』です。

セラピストとして働く中で、自分はスペシャリストとゼネラリストのどっちに向いてるんだろうと考えたことがある人は多いのではないでしょうか。

そもそもセラピストという職業自体がスペシャリストなんじゃないの?という疑問もあったので、ネットで軽く調べてみました。

スペシャリストとは、
特定の職種や専門分野において優れた知識とスキルを持つ人材のことで、職種としてITエンジニアやデザイナー、経理、研究者、医師、弁護士などが挙げられていました。

ジェネラリストとは、
幅広い分野の知識やスキルを持つ人材のことで、職種としては管理職やプロデューサー、ディレクターなどが挙げられていました。

セラピストは特定の職種という意味では、身体を扱うプロとしてスペシャリストに含まれるようにも思いますが、その中でも専門分野をより極めていくことがスペシャリストになるのかなと思います。

僕自身初めて務めた就職先は急性期の総合病院でした。

志望した理由は、
・急性期はより病態を知らないといけないから、疾患の勉強をしないといけないだろう

・脳、整形外科、内部疾患系の全てを経験したい

入口の時点ではこのように考えて入職しましたが、全てを追っかけようとしても全然追いついていなかった記憶があります。
脳卒中に興味があり、脳卒中のことを中心に勉強しながら他の疾患についても経験をしていった感じです。

学生時代にスペシャリストとかジェネラリストという言葉を知らずに、就職活動していましたが、今振り返るとあの時の自分は『ジェネラリスト志向』で動いていたんだと思います。
しかし、いざ入職してみて脳卒中に興味をもち、どれも勉強したいとは思いつつも、一番興味があった脳卒中を極めていくような行動をとっていたので『スペシャリスト志向』に変わっていました。

ただ、セラピストの面白いところが、疾患にしても身体部位にしてもそれぞれを極めていったてしても繋がりをもって考えられるので、完全に無関係ではないということです。

脳卒中だから脳卒中だけにしか使えないというわけではなく、整形外科や内部疾患にも応用できましたし、身体部位も関連性があります。

僕自身はどちらがいいというわけではなく、一つの分野を突き詰めていくこともいいと思いますし、他職種との連携や、委員会、教育、組織のマネジメントなど直接的なセラピストの動きでないところで活躍することもいいと思います。

本日も最後までご覧いただきありがとうございました!

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