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目標設定をするために考えること

新年あけましておめでとうございます!
無事に2023年を迎えることができました。
今年も患者様のフルリカバリーを目指して、メンバーそれぞれの想いや皆さんに役立つ情報をどんどん届けていきます!

本年も臨床BATONをよろしくお願いいたします!

347日目を担当するのは理学療法士のシミーです!

テーマは「目標設定」についてです。

皆さんは目標設定が得意ですか?

リハビリテーションで目標設定は欠かせないことです!これが設定できていないと何に対してリハビリテーションを進めていくのか?患者様はどのようなステップでフルリカバリーを目指すのかが不透明になってしまいます。

私自身は、学生時代のレポートで目標設定に苦戦した記憶があります💦ほんとにわからなくて当たり障りのない内容になっていたことは10年以上経過しても忘れることはありません!

この記事を読んでいただき、少しでも目標設定ができるようになり、患者様のビジョンを見えるようにしてもらえると幸いです。

さらに自身の目標設定にも役立ててもらって、読者の皆様もより良い一年を過ごしてもらいたいと思います。

今回は「急性期」「回復期」「生活期」に分けてそれぞれの目標設定のために考えることをまとめていきます。


○目標と目的

まず、“目標”が何かということを明確にしておきましょう。それと合わせて“目的”が何なということも理解しておきましょう。

目標とは、

ある物事をなし遂げたり、ある地点まで行きついたりするための目印。

日本国語大辞典

目的とは、

実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。

デジタル大辞泉

辞書で引くと上記のように記されています。この言葉だけではわかりにくいかもしれませんのでもう少し簡単にまとめてみます。


目的とはゴールのことです。辿り着く最終地点とでも言えます。リハビリテーションでは患者様がどのような生活を送れるようになるのか?ということをゴールに設定します。

目標設定の大切なことは、目的を設定しないと目標は設定できないということです。

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