座位・立位の安定性とは~何を基準にして評価するのか~
おはようございます(^^)/
本日も臨床BATONへお越し頂き、ありがとうございます。
449日目を担当する理学療法士のジュニアです。
★はじめに
まず座位・立位について安定している姿勢とはどのように定義するかによって大きく意味が変わってくると考えています。
動かないで座っていられることが安定していると考えるのが一般的ではないかと考えます。
しかし、座位の目的について考えなければならないと感じています。なぜなら、座ることがゴールではないからです。それは立位に関しても同じです。
座位から動作が始まり目的を達成することが出来ることも座位が安定していると定義しても良いのではないかと考えています。ぼく自身は一つのことだけが安定でないと考えていますがよく皆さんも考えているのが『動かない座位』ではないかと思っています。
また立位保持に関しても立位保持で何をするのか?その先の動きに繋げるための姿勢ではないかとも考えています。
なので自分自身もただ安定して座る・立つことだけにアプローチしていました。そして、座位・立位が介助なしで出来るか、出来ないかを評価していました。それだけを考えていると何が原因で座位・立位が出来ないのかという部分がおろそかになってしまっていました。
しかし、体幹の筋力強化練習を続けることで筋力がアップし座位・立位が出来るようになるか?というとそのようなイメージはあまりないように感じます。
だから、座位や立位の獲得に時間を要してしまっていたように感じます。
★端座位においてどこに着目して評価しているだろうか?
*重心と支持基底面の関係性
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