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クライエント中心の目標設定方法

 本日は、臨床BATONにお越しいただきありがとうございます(^^)/
497日目を担当させていただきます、みーさんです。私は病院勤務している、作業療法士です☆彡
 新人のセラピストさんに私の経験を踏まえて学んできたことや役立つ情報をお伝えしたいと思います!


テーマについて

 なぜこのテーマを選んだのか?!それはとある講師の先生の言葉でした。「作業療法は、クライエント自身が自分自身の人生の主導権を握ることを支援する療法、クライエント中心の療法」である。という言葉でした✨とても心に響きました。それと同時に、「本当に自分自身の治療は、その目的が達成できてるのか・・・」疑問に感じるようになりました 。

 まずは目標設定からではないか...そこがずれてしまうと、評価治療も影響するのではないかと考えました(*^_^*)
そして、クライエント中心のリハビリとは、作業療法だけではなく理学療法や言語療法にも必要な考え方ではないか、知ってもらいたい!と思い書かせていただきました✨本日のブログでは、「クライエント中心の目標設定方法」について、探っていきたいと思います(^^♪


クライエント中心とは

 クライエント中心とはどういうことなのでしょうか。そもそも、わざわざここでとりあげてまで言う必要ないんじゃないか?当たり前でしょ!と思われる方はいると思います。

しかし、現実には・・・

いくらリハビリテーション専門家が説明したと思っていても,クライエントとリハビリテーション専門家との間には,目標設定にはズレがあることが指摘されています。一つの例としてMaitra(2006)らがクライエントと担当作業療法士のそれぞれにアンケートを採った結果がこちらです。

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