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プッシャー現象の治療で考えること② ~無誤学習の重要性~

臨床BATONをご覧いただきありがとうございます!理学療法士の駿太と申します!

 

今回はプッシャー現象に対するリハビリについて記載したいと思います!

 

プッシャー現象の病態や治療時に考えることについては、過去のブログで一度記載しておりますので、病態などについて知りたい方は、下記のブログをご覧いただければと思います。

今回は前回の内容も踏まえ、さらにプッシャー現象の治療時に注意する点について補足している内容となります。よろしくお願いします。

 

プッシャー現象の治療で考えること|脳外ブログ 臨床BATON|note

 

◆プッシャー現象の治療における基本的な考え方

まず、プッシャー現象における基本的な考え方について記載します。これらは前回のブログにも記載している内容ですが、復習も兼ねて簡単に説明します。

プッシャー現象はSVV(視覚的垂直認知)とSPV(身体的垂直認知)の事を考慮すると、根本の問題は体性感覚の障害である可能性が高いです。

そのため、プッシャー現象の治療を行うためには視覚情報を積極的に用いながら、感覚入力を行っていき、姿勢を修正できるよう練習する必要があります。

姿勢を修正する流れは以下の通りです。

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