川島 健太郎

東京農工大学 農学府 修士課程 1年 作物学研究室 強くてやさしい農業をつくりたい

川島 健太郎

東京農工大学 農学府 修士課程 1年 作物学研究室 強くてやさしい農業をつくりたい

最近の記事

豆の文化史~畔豆を中心に農学の視点から~

講義で作成したレポート傑作集① 長文なので、印刷用もつくりました。 はじめに 本レポートにおいては明治以前の農民の生活の中の豆の位置づけや取り扱いをダイズを中心に紹介し、考察する。また、現代の作物学やアグロエコロジーの知見を用いて、当時の栽培法や利用方法の合理性を検討する。  豆は日本の食文化において欠かすことのできない食材である。味噌や納豆、醤油などの材料となるダイズはもちろん、アズキは祝い事で食される赤飯や小豆粥、餡子に用いられる。環境文化史の講義においては、平地林や

    • 強くてやさしい農業をつくりたい

      大学に進学して3年間、農業に関わる様々な方々にお会いしました。見渡す田んぼすべてに作付けする大規模農家さん、山奥で自然農を実践される元教授、「畑で自分を育てている」とおっしゃる集落の方、先祖代々の土地を守っている兼業農家さん、山奥で自給自足の生活をしている方、無肥料無農薬の自然栽培で付加価値を生み出す農家さん、農福連携を実践される組合の方、新規就農で産地でバリバリ儲けていくことを目指している方、市民農園を運営する社長、観光農園の園主さん…。 関わりの深さは様々ですが、それな

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