反張膝を読み解く『脳卒中後の反張膝の流れ』
お疲れ様です。はらリハです。
本日は…
『脳卒中発症から反張膝の発生と、反張膝が強まってしまう流れ』について説明します。
脳卒中後遺症の主問題
脳卒中後遺症の中で一番多いのが「運動麻痺」です。
脳卒中発症から、運動麻痺と呼ばれる「筋肉の収縮が本来の動きと働きができない事で関節運動が行えない」状態が起きやすいです。
これが、脳卒中後遺症後に見られる「反張膝」の根本的な問題です。
その問題を解決する為に「反張膝」が出現します。
脳卒中発症から反張膝の流れ
以下の図を使って解説します。
まず、脳卒中発症から低緊張型と呼ばれる「筋肉の収縮が反応しない、反応しにくい」状態が出現します。
この状態では、麻痺側を支える事が出来ない為、本来の支え方は出来ません。
しかし、その状態にも関わらず、入院中のリハビリ病院で無理に歩行を行うと…
本来、働くはずの筋肉が働かない為「膝裏をピーンとする感覚」を使い、骨や靭帯でロックさせて支えます。
これが脳卒中発症から反張膝までの流れです。
その支え方が覚えてしまうと、反張膝を使いやすい姿勢に変化し、より反張膝を強めてしまうことも多いです。
その結果、運動麻痺が改善し、本来、支える時に活動する筋肉が働くようになっても、誤った身体の使い方と反り腰の影響で、反張膝が改善しない負の連鎖に陥ります。
これを改善させる為には、3つのアプローチが必要です。
反張膝を解決する為に必要な3つのリハビリ
以下、3点が必要になります。
この3点の改善を目的にリハビリを行いましょう。
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございます。
はらリハでは、自費リハビリを受けたいが、金銭的に難しい方に向けて、有料の自主トレメニューを販売しています。
そもそもの話をすると脳卒中後遺症の根本的な問題を解決するためには筋肉トレーニングだけでは不十分です。
なぜなら…
根本的な問題は『脳』にあるからです。
脳の問題を解決するには「脳と手足を繋ぐ神経」を回復させる必要があり、そのためには「脳の可塑性」が重要になります。
ここでは…
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