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反張膝を読み解く:足首の問題はある?
お疲れ様です。はらリハです。
本日は…
『反張膝の姿勢に伴う足部の問題』について説明します。
はじめに
以下の画像を見てください。
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脳卒中発症後は「運動麻痺」と呼ばれる脳と手足の神経の繋がりに障害が生じ、手足がうまく動かない/力が入らない症状が起きます。
そのため、立つ練習や歩く練習の中で力の入りにくい筋肉ではない筋肉や関節を過度に使うことで『反張膝』が出現します。
これは、膝の関節を過度に伸ばして、骨でロックする形で支えることを言います。
この方法で覚えてしまうと、本来使わなければいけない筋肉は使えず、使いやすい筋肉だけ使うことで、結果的に『反り腰』の姿勢になり、本来の筋肉が使えるようになっても、反張膝が治らないことが多いです。
この反り腰を助長させる足首の問題を掘り下げましょう。
足底の状態
正常の足底では、重心が踵の少し前にありますが、反り腰になると正常時より後方に位置し、指が浮いたり、過度に力が入ることで足部の自由な動きに制限が生じます。
つまり…
① 踵体重になり重心が後方に傾く
↓
② 身体の中心である仙骨のやや前方に対して、踵に体重が偏ることで、後ろに倒れないように腰を前に移動させる代償が出現する
↓
③ 結果、反り腰へ繋がる
反張膝の原因の一つである反り腰の問題を解決するために、反り腰=体幹の弱さと考えず、足部の問題を解決することも治療の組み立てには必要です。
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございます。
はらリハでは、自費リハビリを受けたいが、金銭的に難しい方に向けて、有料の自主トレメニューを販売しています。
そもそもの話をすると脳卒中後遺症の根本的な問題を解決するためには筋肉トレーニングだけでは不十分です。
なぜなら…
根本的な問題は『脳』にあるからです。
脳の問題を解決するには「脳と手足を繋ぐ神経」を回復させる必要があり、そのためには「脳の可塑性」が重要になります。
ここでは…
『脳の可塑性を考慮した自主トレーニングメニュー』を作成しています。
回復を諦めていない方、身体の動きが伸び悩んでいる方、新しいリハビリを体験したい方に向けた記事です。
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