反張膝を読み解く『太ももの張りとの関係』
お疲れ様です。はらリハです。
本日は…
『反張膝と太もも外側の張りの関係』について説明します。
はじめに
反張膝の方の太ももの張りは、筋肉の中でも大腿筋膜張筋が硬くなりやすいです。
上記の筋肉は、骨盤〜脛骨まで付着しており、筋肉は上部1/3までで、残り2/3は腸脛靱帯という靱帯に変わります。
では、反り腰と大腿筋膜張筋はどのような関係になっているのでしょうか?
反り腰と大腿筋膜張筋
反り腰の姿勢が癖付いていると、腰椎の前弯に伴った運動の連鎖により、骨盤は前傾方向に誘発されやすい関節の形状になります。
その結果、骨盤前傾の作用のある大腿筋膜張筋は、反り腰が続く限り、働きやすい状態になります。
つまり、反り腰の姿勢では、常に大腿筋膜張筋が活動しやすい状態になるため、硬くなりやすくなり、より反り腰〜反張膝を助長する形になります。
反り腰と大腿筋膜張筋の深掘り
大腿筋膜張筋は、骨盤前傾に合わせて、股関節を曲げる作用があります。
その為、日常的に股関節屈曲が入りやすい姿勢では、立位保持だけでも大腿筋膜張筋が入り続ける姿勢になります。
加えて、大腿筋膜張筋は下腿外旋の作用もあり、ふくらはぎの外側が張ることも特徴です。
大腿筋膜張筋が働きやすい条件
大腿筋膜張筋を緩めることも必要ですが、根本的な問題解決とはいきません。
大腿筋膜張筋の働きやすい条件として…
☑︎ 腰椎過前弯
☑︎ 骨盤過前弯
☑︎ 腸腰筋の筋力低下
☑︎ 体幹部の不安定さ
☑︎ 臀筋群の筋力低下
☑︎ 足部外側縦アーチの低下
これらの問題を解決していきましょう。
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございます。
はらリハでは、自費リハビリを受けたいが、金銭的に難しい方に向けて、有料の自主トレメニューを販売しています。
そもそもの話をすると脳卒中後遺症の根本的な問題を解決するためには筋肉トレーニングだけでは不十分です。
なぜなら…
根本的な問題は『脳』にあるからです。
脳の問題を解決するには「脳と手足を繋ぐ神経」を回復させる必要があり、そのためには「脳の可塑性」が重要になります。
ここでは…
『脳の可塑性を考慮した自主トレーニングメニュー』を作成しています。
回復を諦めていない方、身体の動きが伸び悩んでいる方、新しいリハビリを体験したい方に向けた記事です。
興味のある方は、たった500円で体験できるので、ぜひご利用下さい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?