歩行シリーズ:3つのパターンから自分の癖を知ろう!
お疲れ様です!はらリハです!
本日は前回の続き…
「自分の歩きの課題を見つける:3つのパターンから自分の癖を知ろう!」をテーマに解説していきます。
当事者とその家族に向けた記事です。
※ 参考資料
はじめに
前回の記事では…
歩行の獲得に向けて、
「効果的な自主トレとは何か?」
についてお話ししました。
これらの問題を解決するためには、
『自分の歩行のパターンを知り、
そのパターンの問題点に対してリハビリを行う』
ことが必要です。
そこで本日は…
『3つのパターンから自分の課題を見つける』
をテーマに解説していきます。
3つの歩行パターン
それぞれのパターンを簡単に解説します。
① 膝が過剰に伸びるパターン
このパターンでは…
歩く時に膝関節が過剰に伸びた状態で支えることを指します。
本来、お尻や太もも前後の筋肉を使って支えるはずが、運動麻痺の影響から筋肉ではなく、関節を固定する方法で支える結果、このパターンになります。
このパターンは、日本では「反張膝」や「ロッキング」と呼ばれることが多いです。
② 膝が過剰に曲がるパターン
このパターンでは…
歩く時に膝関節が過剰に曲げた状態で支えることを指します。
ここでは、弛緩性麻痺と呼ばれる筋肉の力が入らないパターンで起きやすく、歩行時の支える場面で膝がガクッと抜けるように膝が沈む現象が起きます。
このパターンは、日本では「膝折れ」と呼ばれることが多いです。
③ 膝屈曲位を歩行周期で維持する
このパターンでは…
歩行の中で足を「振り出す〜支える(歩行周期)」までの中で膝が常に20°〜30°曲がった状態で歩くパターンです。
ここでは、常に膝が曲がった状態で歩くため、効率性が悪くなり、エネルギー消費も高いため、長距離歩行の制限になりやすいです。
自分の歩行パターンを確認しよう
この3つの中で自分の近いものを見つけましょう。
上記を確認し、自分がどのパターンなのかを確認しましょう!
①については以下のリンクの自主トレを取り組みましょう!
もっと知りたい方は500円と有料ですが以下の記事をご参照ください!
終わりに
ここまで、読んで頂きありがとうございます。
最後に、脳卒中後遺症の改善に向けた自主トレメニュー(有料500円)を紹介します。
上記で説明している通り、
「病院でやっていたリハビリ」と「本来回復に必要なリハビリ」
がズレていることが非常に多いです。
よく聞くのが「原因は筋肉」という話。
筋肉トレーニングも必要ですが、よくよく考えると根本的な問題って脳じゃないですか?
だって脳の損傷なんですもん・・・
脳の回復に必要なリハビリしないといけないじゃないですか。
そこをピックアップした自主トレを提供しています。
なぜ自主トレで回復するのか・・・
根本的な問題である脳の問題に対して「脳と手足の神経の繋がりを作るリハビリ」を根源に作った自主トレメニューだからこそ「改善する」がついてきます。
根本的な問題に着目したメニューなら回復も見込めると思いませんか?
今よりも10歩も20歩も先の自分になるためにも、使えるものは何でも利用しましょう。
内容は大きく分けて3つです。
☑︎ 病態、症状の理解
☑︎ 病態、症状の原因
☑︎ 自主トレメニュー
となっています。
病態を理解することで、なぜ自分がこのような状態になり、どこに問題があり、どこを気をつけることでその症状が緩和するのか、図や写真を使いながら分かりやすく解説しています。
全く動かせない方から、症状が軽いけどうまくいかない方まで、必要な機能的要素と脳科学的な知見を併用したメニューになっています。
根本的な問題の解決をテーマに、最高の技術と知識をフル活動させて作った自主トレメニューです。
販売してから既にnote経由を合わせて50件以上、おかげさまで好評を頂いています。
500円で購入できますが、安価で買えるような自主トレメニューではないです。
一人でも多くの方が麻痺のない生活に少しでも戻れるように願いを込めて作りました。
ぜひ、使ってみてください。