反張膝を読み解く『反り腰の原因と対策』
お疲れ様です。はらリハです。
本日は…
『反張膝の姿勢』について説明します。
はじめに
以下の画像を見てください。
脳卒中発症後は「運動麻痺」と呼ばれる脳と手足の神経の繋がりに障害が生じ、手足がうまく動かない/力が入らない症状が起きます。
そのため、立つ練習や歩く練習の中で力の入りにくい筋肉ではない筋肉や関節を過度に使うことで『反張膝』が出現します。
これは、膝の関節を過度に伸ばして、骨でロックする形で支えることを言います。
この方法で覚えてしまうと、本来使わなければいけない筋肉は使えず、使いやすい筋肉だけ使うことで、結果的に『反り腰』の姿勢になり、本来の筋肉が使えるようになっても、反張膝が治らないことが多いです。
結果的に起きる「反り腰姿勢」を読み解きましょう。
反り腰はどこが動いていないのか⁇
反り腰は、名前の通り背骨の中でも「腰椎」が反った状態です。
この時、腰椎と隣接する関節に制限があると反り腰が起きます。
腰椎に隣接する関節は…
☑︎ 胸椎
☑︎ 股関節
です。
肩甲骨を含めた胸椎、股関節の関節可動域が低下すると腰椎で代償する結果、反り腰の姿勢になりやすくなります。
つまり…
胸椎が動かない
↕︎
股関節が動かない
↕︎
隣接する腰椎の代償
↕︎
腰椎による代償動作パターンの形成
このような、反り腰の悪循環が起きてしまう為、腰椎を反らないように意識するより、胸椎や股関節の可能性の低下を軽減されるところから始めましょう。
参考にどうぞ。
おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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そもそもの話をすると脳卒中後遺症の根本的な問題を解決するためには筋肉トレーニングだけでは不十分です。
なぜなら…
根本的な問題は『脳』にあるからです。
脳の問題を解決するには「脳と手足を繋ぐ神経」を回復させる必要があり、そのためには「脳の可塑性」が重要になります。
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