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携帯料金アドバイザーの市場価値は必ず上がる#269

私が個人事業主の道として確立してきた生存ルートについてメモ書き程度に記していきたいと思います。


携帯料金アドバイザーとは

最近、自分が漠然と活動していて、一定の結果を残してきた活動があります。

それは、対個人(Customer)に対して、個人事業主たる自分(Business)が、携帯料金を安くする提案をするビジネスです。

わかる言葉でいえば、携帯料金アドバイザーとか、横文字で言えばスマホコンサルタント、もっと広い意味で言えばライフプランデザイナーとも言えるでしょうか。


知り合いの携帯料金を個人の事業としてお金をいただき、安くする為の提案をするだけなのですが、通信業界における需要、特に顧客からの需要はものすごく高いと感じております。

なぜなら、携帯料金を訳もわからず無駄に1万円以上使っている人がまだまだ多いから。


いくら政府が、大手キャリアに通信料金の引き下げを強要しても、顧客がショップへ行ったところで、不要なオプションと高い料金を提示されて終わり。

いくら政府が、格安SIMを推奨しようとも、顧客は、いかにして格安SIMに移行すれば良いのか知りません。また、そこに手取り足取り教えてくれる知り合いも多くはいません

故に簡単に行動には移せません。


そこで、一人の顧客にとって専門の携帯料金アドバイザーの存在が重要になってきます。

しかしながら、こんな資格を持つ人材を欲しがる企業は残念ながらまだ存在しません。(既に法人としてあるのかもしれないが、その存在を聞いたことがない)

そんなサラリーマンいないのです。

生まれもしません。


では、なぜ政府の政策はうまくいかないのか?

なぜ、普及もしていかないのか?

そこには、携帯料金を下げることができない、根深い通信業界の闇があるのです。


携帯料金が下がらない原因

通信業界に長くいて、かつ大手キャリアの現場の事情を把握してきたので、携帯料金が下げられない理由がはっきりとわかってきました。

まず、その際たる理由は、
ドコモ・au・SoftBankの大手キャリア、そしてその販売代理店にとって、お客様の通信料金を下がることによって得することがない”からです。

どういうことかというと、顧客の通信料金が高いことによって、大手キャリアはものすごく儲かっているのは想像しやすいでしょう。

にも関わらず、政府がキャリアに損するだけの強要をしているので、その抜け道を探すのは当然のことでしょう。(他に何か得するものを提供する訳でもありません)


なので、政府がいくら「料金を下げよ」と指導したところで、生き残りの為に、営利を求める大手キャリアが応じるはずがないのです。(応じるが必ず抜け道を探して生き残る)

そして、販売代理店(携帯ショップ店員)は、大手キャリアの意向に従うので、従業員である限り、“不要なオプションをつける”“高い料金プランに誘導する”“スマホ48回分割で縛りつける”ことを辞めません。

間違ってはいけないのが、彼らショップ店員は“自ら好んで有料オプションを付けたり、高額なプランに誘導(営業)している訳ではない”ということ。

さもなければ、ショップの評価が下がり、店舗の評価が下がり、サラリーマンとしてより良い給料を貰う事ができなくなってしまうのです。

かと言って、筆者のように簡単にフリーランスで携帯業界に残る人も少ないでしょうし、やり方も誰も教えてくれません。


しかし、顧客は携帯に困った時、どこでもなくショップに駆け込みます。(他に選択肢があることを知らないから無難な選択をとる)

これでは一生、携帯料金が下がることはありません。そのまま知らずに損を、し続けることになるのです。

故に政府が取り組んでいる、通信料金の引き下げもうまくいかないということです。


格安SIM移行への限界

「大手がダメなら、格安SIMを販売しているショップに行こう!」

これは、ものすごく正しい決断です。

結局、SoftBankユーザーが、ワイモバイルに変えただけで、平均一人5000円は安くなります。

au→UQモバイルも同様です。

しかし、そもそもこの発想に気づく人が少ないのです。

なぜなら、まず携帯料金が高いと思っている人が少ない(今の料金が当たり前になっている人が多い)ことと、

携帯料金を安くしようと思っても、面倒に感じてしまうから、行動に移せないという方がほとんどだからです。


例えば、私が通信業界に詳しいことを誰かに話します。「いくら使っていますか?」と聞くと、多くの方が1万円を軽く超えています。

「安くしないの?」と聞くと、「え、これより安くなる?」とか、「今いくら払ってるのかわからない」、「ショップに行こうと思ってるけど忙しい」と言った返事がきます。

つまり、安くする(格安SIM切替)以前に、通信料金に疎い人で溢れているのです。

私が10人に携帯料金について聞くと、9人は平均8000円以上払っている世界です。(携帯料金8000円って高いんですよ?


なので、自ら格安SIMへ移行する発想に至った段階で及第点です。

しかし、調べるほど迷い、実行してみると不明点が多く不安になり、データ移行で失敗したり(LINEアカウントが消える等)、結局高くても面倒な気持ちが勝ち、高い料金で妥協して現状維持される方がほとんどなのです…。

それが、機械に慣れていない40代以上の年齢の方であれば、尚更でしょう。

格安SIMという言葉だけ知ってはいるが、実際に行動できない理由はここにあります。

それが、格安SIM移行への限界です。


携帯料金アドバイザーの存在意義

上記、二点

❶顧客が携帯ショップ頼りな点
❷格安SIMに移行する難易度が高い点

から、個人が個人に対して、コンサルティングする価値は非常に高いと考えています。

しかし、ここに参入する多くの個人事業主には二つの問題に直面することになります。

1つ目は、集客の問題

2つ目は、収入の安定性の問題です。


顧客をどこから見つけるか?

普通、サラリーマンで携帯ショップに入っている場合、コンプライアンス的にお客様と個人的に接点を持つことは禁止されています。

なぜなら、そのお客様は代理店やキャリアのお客様であって、つまり契約を交わしているのは代理店対顧客なのであって、個人対個人では無いのです。

例えば、お客様の情報を個人的に横流しで使ってビジネスをするなんてことが、起こってしまうと、トラブル(会社の名前を傷つけるリスク)の原因になりかねません。

仮に退職した後だったとしても、お客様と個人的に会うなんてことも言語道断。違反金が発生するような立派なコンプライアンス違反です。

故に、サラリーマンが個人客を作ることは普通できません。(人売り営業をしている人は損する仕組み。)なので、独立してから集客するのが通常ルートです。


しかし、現代の日本においては、個人の信用がものをいう、信用経済に突入してきていることをご存知でしょうか。

例えば、筆者でいうと、西野亮廣エンタメ研究所というオンラインサロン(Facebookコミュニティ)に属しております。


参加人数が多い為、またサロンの空気柄、全国各地で頻繁にオフ会が開かれて、同じ趣味や娯楽を共有するような文化が根付いてきいます。

詳しくは、サロン内の秘密となりますが、多くの個人と出会うチャンスはコミュニティに所属し、信用を得ることで0%ではなくなりました。

つまり、コミュニティから発展してきたことで、個人事業主として確立する実現可能性が生まれてきたという訳です。


また、通信系に特化したフリーランスという人種もどうやら少ないようなので、今や顧客は、歩けば棒に当たるレベルで沢山いることになります。

それほどまでに、ブルーオーシャンではあります。しかし、誰もやっていないことである為、相談する相手はいません。

手探りでビジネスができるほど、この世の中は甘くありません。

ビジネスパートナーが必要です。

今一番の悩みは、
価格設定と収益モデル設計”にあります。

つまり、収益ビジネスモデルが安定しない点が懸念点となります。


コンサルティング料金設定

もし仮に、今私に料金相談をしようと思った方がいたとすれば、3000円で相談にのることができるのですが、この価格設定は初心者でも納得できるほど安いのです。


例えば、私の話を聞いて毎月の携帯料金が8000円安くなる方がいたとします(現実にいました)。

簡単にいうと、面倒な手続きを、嫌な思い(不要なオプションの加入、嫌いなキャリアへの乗り換えの強要)をすることなく情報を受け取り、更に面倒なデータ移行や細かい手続きまでお手伝いできる場合がほとんどです。


それで、毎月8000円安くなり続けるので、1年間で凡そ9万円、一度安くなった料金に味を占めたなら、10年間でも凡そ100万円はお得になる話なのです。

そのリスクとなる費用が3000円と数時間


10年放置していれば、なくなっていたはずの100万円が、3000円で生み出すことできると考えれば、誰がみても安いと思うのではないでしょうか?


なので、今後は価格設定を“安くなる見込み料金”に応じて変えていきたいと考えております。

例えば、

毎月1000円安くなる方からは3000円

3000円安くなる方からは5000円

5000円安くなる方からは1万円

というような、強気の価格設定をしても
ゆくゆくは問題ないかと思っております。


なぜなら、ショップでも頭金が発生するような
同様なシステムがある為、またランニングコスト計算が通用する方であれば、安いと実感してもらえる為です。

また、他の保険コンサルや起業コンサルのような、大きな案件の費用と見比べても、まだまだ圧倒的に単価は安いはずなのです。


通信料金は、家計の出費の中でも家賃や自動車に次ぐほど、高額になりやすくかつ外すことができない出費なので、コロナ禍で節約志向が高まっている今、物凄くニーズはあるでしょう。

あとは、そこに個人事業主たる自分が、このビジネスにリスクを極振りできるだけの根性があるかどうかの行動力次第です。


終わりに

個人事業主になってから、ようやく丸3ヶ月になろうとしています。

いろんな方に支えられながら、日々知識を蓄え、彼女や家族を近い将来ラクにさせる為に、敢えて、サラリーマンの安定した給料を捨て、個人事業主という道を選びました。


毎月、不安定な収入の中、いつもよくしてくださる、取引先の社長と同僚の方々、西野サロンコミュニティの仲間、人生の先輩たるフリーランス仲間の方々、本当にいつも感謝しております。

個人事業主は、一人では生きていけない選択です。

少なくとも、自分が関わってくれた方や、よくしてくれた方々には、皆幸せになって欲しいと願うだけでなく、きちんと恩返しをしていきたいと考えております。

金銭的安定なき者に他人を幸せにできる力はありません。

まだまだひよっこフリーランスですが、これからも宜しくお願い致します。

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。


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