LINEMOをeSIMデュアル活用で新規契約してみた#413
3月中旬も過ぎついに大手キャリアのネット契約限定、格安新プランが契約できるようになりました。(ドコモのahamoはまだですが…)
通信キャリア大好きマンのノんスケからすれば、12月から結構待ち侘びました(笑)
ドコモのahamoも、auのpovoも、ソフトバンクのLINEMOも、全部また聞きのレビューではなく、実際に使ってみてから感想を書いていきたいと思います✨
ということで、今回はLINEMOについて書いていきます✨✨
LINEMOって何?
最近、CMでもネット広告でもLINEMOがよく出てきますが、LINEMOとは、ソフトバンクの回線を使った、オンライン契約限定の格安SIMです。
一気に言うと混乱するので一個ずつ説明します。
❶ソフトバンクの回線を使っている
ソフトバンクの回線で通信ができている方は同じエリアで同じように、電話とインターネットが使えます。
❷ソフトバンクと同じ速さで使える
通常の格安SIMは、大手キャリアの回線をレンタルして、投資額に応じて速度を調整しています。しかし、LINEMOはソフトバンクが打ち出しているサービスなので、一般ユーザーと同じ速度で使えるのがメリットです。
❸契約できるのはネットからのみ
LINEMOやahamo、povoの一番の特徴は、ショップを構えず、ネットでしか契約を受け付けできない点にあります。つまり、契約から開通、ネットが使えるように設定する所まで一人でやらざるを得ない。
その分人件費が抑えられるため、20GB・5分間かけ放題で2728円(税込)という格安の料金で使えるのです。
❹のりかえ手続きが不要
ドコモユーザーはahamoへ、auユーザーはpovoへ、ソフトバンクユーザーはLINEMOに切り替える際、電話番号をそのまま引き継いだプラン変更の形でのりかえることが可能です。
ただし、前のキャリアにいた際に使えていたキャリアメールやキャリア決済、細かいところを見ると、引き継ぎ可能なサービスと不可能なサービスが明確に分かれているため、不利益がないように確認するのがベターです。
おまけ❺ eSIM(デジタルSIM)も使える
SIMカードの話をすると、複雑になるので今回は深くツッコミませんが、要はスマホを動かすチップを入れ替える手間が無く、切り替えが速くてスムーズということです。
通常、スマホの中のSIMカードという精密チップを入れ替えて、初めて通信会社を切り替えることができるのですが、eSIM契約ならこの面倒な作業が不要です。
つまり、スマホ操作一つで完結するのでeSIMを使わない手はないのです。(eSIMはauのpovoにもありますが、ドコモのahamoにはありません)
基本的なLINEMOの特徴の紹介は以上ですが、もっと細かく知りたい方は公式HPをご覧ください✨
契約までのスピード感が早い!
LINEMOは2021年3月14日に始まったサービスで、筆者もその日に一度eSIMを申し込んだのですが、予想通りシステムエラーで契約できませんでした。
ですが、格安SIMの立ち上げ時にシステムエラーが出るのは、ある意味当然のことで、過去にも何度も同じ経験をして慣れてました。
他の方が書いたレビューでは、「システム不具合に不満があった」と感じた方も多いようですが、むしろLINEMOは迅速なエラー対策をしている方です。
今回3月24日の18:00に改めて、新規eSIMの手続きを行ったのですが、「審査に時間がかかります」とアナウンスがあったのにも関わらず、次の日25日(今日)の14:00には、なんと受付準備完了のメールが届きました!
これは信じられない早さです。感動しました。
以前、別の格安SIM契約の際、平気で半月以上待たされた挙句、めちゃくちゃ頑張って回線切替作業をしたので、異常なまでのラクさです。(システム管理の皆さん頑張ってくれてありがとうございます😭)
というわけで、16:00頃から手続きを再開させて16:10には、新規発番からLINEMOが使えるようになりました👏
デュアルSIMに挑戦!
通常、スマートフォンには一つのSIMカードしか入らず、当然電話番号も一つしか持てないと思われがちです。
しかし、最近のiPhoneやAndroidスマートフォンには二つのSIMを使うことができます。
一般的にデュアルSIMと呼ばれるのですが、iPhoneならチップ型の物理SIMカードを一つとeSIMというデジタルSIMが一つ使えて、二つの携帯番号を一つのスマホで持つことができます。
筆者のように実験として電話番号を新規で発番する人は少ないでしょう。デュアルSIMは通常ネット専用の格安SIMと電話専用の格安SIMをハイブリッドで活用する方がほとんどです。
今回のLINEMOに関して言えば、「eSIMが使えるなら使ってみよう」というモチベーションでデュアルSIM契約してみました。(契約事務手数料も解約金もかからないしね)
iPhoneならXRやXs以降の機種であれば、全機種デュアルSIMとして使えます。しかし、最新機種のAndroidと違って日本のiPhoneは物理SIMカードが二つ入る仕様になっていないため、デュアルSIMを使うにはeSIMが必須です。
デュアルSIM状態になると、コントロールパネルの表示が以下のような感じの表記になります。
そこで一つ問題が起こりました…。
モバイルデータ通信の切り替えが簡単にはできない…
二つのネット回線が使える状態になったので、「適宜回線を切り替えて使おう」と思ったところ、どうやらできないようでした。
実は格安SIMでインターネットを使うためには、“APN設定と呼ばれる操作”をiPhoneの設定画面から行う必要があります。
よく「APNプロファイルをインストールする」などと言われるのですが、Androidであれば二つプロファイルをインストールできるのですが、iPhoneは仕様上、一つのプロファイルしかインストールすることができません。
↑ほんとはここにもう一つプロファイルを入れておきたい。そうすれば、ドコモの回線もソフトバンクの回線も好きな方を好きな時に使える。
なので、iPhoneで“格安SIM”+“eSIM”の組み合わせで二つのネットを使う場合は、下の画面から都度プロファイルを削除して、使いたい回線のプロファイルをインストールしなきゃいけないようです😵
つまりめちゃくちゃ面倒です。
ただ、APN設定をしていなくても、電話やSMSは使えるので、そこは安心しました。
久しぶりにAndroidが羨ましいと思った瞬間でした。
LINEMOの回線速度がとても速い!
ドコモ・au・ソフトバンクを使っている人が、モバイルデータ通信で速度に不満がないのは当然です。
しかし格安SIMを使っていると、初めて「速度おっそ!!」ということに気付かされます。回線のレンタル投資額に応じて速度は変化するので当然のことなのです。
ただ、回線速度というものは、一般的には5Mbpsもあれば、動画もサクサク見れて、zoomを繋いでラグが起こることもないので、オンラインゲームをするようなヘビーユーザーでない限り、さほど重要ではないです。
しかし、このLINEMO。なんと恐るべきことに50Mapsを超える速度が出ました。。。
これは普通にソフトバンクを使ってた時より速かったと思います。
また、先程一番嬉しい衝撃の事実が判明したのですが、ものすごく遅いと評判のソフトバンクエアー使用時の速度にも回線速度が速くなったのです!!
▼下記参照!!
これはあり得ません。以前ソフトバンクエアー使用時は、常に2Mbps程度の速度しか出ていなかったので、、
恐らく、ソフトバンクがLINEMO始動に合わせて、“周辺エリアに回線投資をして、パイプを広げた”と考えるのしっくりきます。
速度が遅くてすぐに解約されても困りますもんね。一時的に莫大な投資をしたのでしょう。
ほかの端末で試しても、34Mbpsがでました。
ソフトバンクさすがです✨
今後のLINEMOに期待すること
今回、LINEMOを興味本位や実験として、契約してみたというのは間違いないのですが、LINE経済圏やソフトバンク系のサービス(PayPayやYahoo等)と良いシナジーが生まれることに期待をしているという気持ちが実はあります。
例えば今後、LINEMOの携帯料金がPayPayや LINEPay(ポイント決済)ができるようになったり、LINEMOを使っている人は、 PayPay決済時の還元額が1%増えるとか、そう言ったサービスを期待してます。
とくに今は、LINE経済圏のサービスが目まぐるしい感じで成長しているので、今後ソフトバンクのサービスと本格的に一緒になるとしても、LINE系にお得な状況にかわりはありません。
時事的に、今は少し大変な時期かもしれないですが、povoやahamoと比べて、LINEMOがどれだけ良いのかを探る一歩を踏み出せたのかと思います。
終わりに
以上でLINEMOのサービスを契約してみての感想でした。
途中、不要な話も多くなってしまいましたが、後日、Word Pressの方のブログに要点を記載していこうと思います。
また、ahamoやpovoを契約した際にも、再度レビューを書いてみようと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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