能登製塩

石川県にて製塩業を営む会社です。事業所は金沢、工場は珠洲にあります。 非直下式低温製法で塩を作っています(特許取得済)の製法です。 能登半島の先端でたいへん水のきれいな海水を汲み上げ塩を作っております。珠洲には古くからの塩づくり製法の揚げ浜式製塩がありますが弊社は独特な製法です。

能登製塩

石川県にて製塩業を営む会社です。事業所は金沢、工場は珠洲にあります。 非直下式低温製法で塩を作っています(特許取得済)の製法です。 能登半島の先端でたいへん水のきれいな海水を汲み上げ塩を作っております。珠洲には古くからの塩づくり製法の揚げ浜式製塩がありますが弊社は独特な製法です。

最近の記事

令和6年9月に能登半島で発生した大雨による被害

能登半島地震の影響で10月に入っても水道が復旧しない状況でした。しかし、役場も頑張って動いてくれていて11月には水道復旧工事開始の予定でした。 そこへ9月の記録的な大雨災害。 再び、工事計画が白紙になってしまいました。 あれから2カ月が経過した11月12日の本日。 工事開始が12月後半に見通しが出てきたとのこと。 先日、珠洲工場長が工事をしてもらう業者さんとともに現地に行きました。 浄化槽の中は泥だらけの状態。 なんとか年明け1月には少しでも塩の生産に入れたらい

    • 地震の後の大雨がもたらす影響

      報道で大きく取りあげられているのであまり詳しくは記述いたしませんが、1月1日発生した地震の影響で水道が止まったままの10カ月。ようやくようやく10月には工事に入ってくれると思っていた矢先に今回の大雨。 2カ月は工事は先に行ったようです。 何もできずです。 復旧、復興などは1ミリも進んでいないのです。 塩が作れない。製塩会社にとっての命綱が断たれたままなんです。 珠洲の大谷地区は一時期陸の孤島になっていたようですが、ようやく大谷が通行可能になったとかの情報は入ってきま

      • 塩の生産再開を待ち望むお客様の声

        弊社の塩の生産再開を待ち望むお電話をいただくことが多くなってきまし。あの地震から早くも8カ月目に入ろうとしています。 珠洲市片岩町の工場近隣への水道復旧は9月下旬といいます。 近隣で同業の製塩会社さんは海水を汲み上げ釜で炊き上げる方式ですので少しづつ生産を再開されているようです。 弊社は電気で海水を低温であたため沸騰させない方式であり電気がないと塩ができません。また機器の清掃にも水道がないと洗浄もできません。 お電話の声は、「おたくの塩じゃないとダメなのよ」「いろんな塩

        • 能登町 海洋深層水の塩を使った米塩あめ

          2024年1月1日発生の能登半島地震からもう7か月近くが過ぎようとしています。未だ珠洲工場の片岩町には水道が復旧しない。 珠洲市役所によると、なんと9月末になるという~~~ 塩が作れない。 塩浜で作る方式とは違い電気を使って4昼夜かけて塩を結晶化する方式なので電気がこないとダメ。釜の洗浄などにも水道がないとダメ。 塩づくりの方法が違うだけに復旧にはライフラインが復旧しないとできない。 海辺が100mも向こうに行ったのも大きな要因ですが、海水をなんとかして汲んできてな

          能登半島 珠洲の製塩工場に水道はいつくるのか??

          2024年1月1日発生した能登半島地震の影響により水道水が来ない日が半年過ぎようとしている。水道局に先日確認したところ8月の終わりになる可能性があるという さらに工事をする業者も決まっていない。 2024年中に水道水は来るのだろうか。 TVなどの報道を見ると復興は一歩一歩進んでいるのだろうが地域によってはまったく進展がないといった状況だ。 地域企業が存続できるかどうかライフラインがあってこそだとつくづく感じます。

          能登半島 珠洲の製塩工場に水道はいつくるのか??

          能登町海洋深層水からの塩を使って米塩あめを作りました

          2024年1月1日発生の地震から半年が経過しようとしています。 いまだ塩を作れない状況から抜け出せていません。 在庫の塩を間接商品に使用してきましたがいよいよ、その在庫の塩も切れました。 そこで能登半島能登町が運営する能登町海洋深層水汲み上げで塩を作っている能登町うれあい公社さんの支援を受けて塩を頂き間接商品を作っています。 商品にはそのことがわかるようにシールを貼り販売を行っております。 「能登復興協力商品」としております。 これからの本格的夏を迎えます! 暑い夏

          能登町海洋深層水からの塩を使って米塩あめを作りました

          2024年6月6日 北國新聞朝刊に取材を受けた記事が出ました

          弊社の工場長(青い帽子)が能登町海洋深層水施設に訪問している写真です。 イシケンさんの会社をご紹介します。 能登での製塩業関係者の皆さんは各々苦心していることと思います。なんとか弊社も一歩いや半歩でも前へ進めるといい。

          2024年6月6日 北國新聞朝刊に取材を受けた記事が出ました

          能登半島 珠洲市 片岩町の工場の電気

          珠洲にある工場の電気がまだ通電しない 工場の中の非直火式低温製法の機器は1月1日から沈黙しております ただ静かに工場内にいる機器 すでに6ケ月の時間が経過しようとしている 塩づくり再開の日はいつだろう

          能登半島 珠洲市 片岩町の工場の電気

          自社の製塩工場復活まで、能登町海洋深層水から製塩する能登町ふれあい公社さんに支援をいただくことに・・・。

          石川県鳳珠郡能登町にあります海洋深層水を汲み上げ製塩をしている施設があります。 ここの製塩施設は弊社と同じシステムを使った製塩方法をとっておられます。そこで自社珠洲工場が復活するまで塩の支援をいただくことになりました。 塩単体の販売はいたしませんが、塩を使用した関連商品に活用をさせていただくことを始めたいと思っております。 石川県では唯一の海洋深層水を汲み上げる施設です。 施設を詳細に書かれたものがございますのでご案内いたします。 どの商品に海洋深層水の塩を使用するか

          自社の製塩工場復活まで、能登町海洋深層水から製塩する能登町ふれあい公社さんに支援をいただくことに・・・。

          5月28日 金沢は雨です☔

          月末になってくると、ご注文が少な目になります。締めが近いせいかもしれませんが、販売できる商品が少ない今は厳しい状況です。 珠洲工場で塩を生産できない今、同じ能登半島で塩を作っている同業者に支援を依頼しております。能登半島でも外浦、内浦といって地震の被害状況も違っております。 自社塩を作れない、だからこそ、同業の方にお願いをするしかない・・・。 能登半島には製塩業を営む企業さんがたくさんいらっしゃりますが、弊社と同じく生産できない企業さんも多くいらっしゃります。同じ製法で

          5月28日 金沢は雨です☔

          2024年1月1日の地震は珠洲を変えてしまった

          2024年1月1日の地震は珠洲を変えてしまった