notoroid

iPhoneアプリ開発者。Apple Developer in Sapporo,Japan.

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最近の記事

WWDC2021直前! SwiftUI 大胆予想

WWDC2021まで1ヶ月を切っている(2021年5月18日現在)。 iOSアプリ開発者としてSwiftUIについて大胆に予想を述べていく。 1) SwiftUIとは?四半世紀近く前に確立されたRapid Application Developmentの手法を2010年代後半までに確立された開発手法を鑑みて見直しを図ったアプリ開発の基盤(フレームワーク)の1つ。 これまで(iOS SDK, macOS SDK)画面構築と画面に関係するインタラクションを別々に(UI専用定

    • SwiftUIでMotion Tab Barを再現する(100行)

      Flutter用Motion Tab Bar Widgetの再現とApple SwiftUIチュートリアルを思い出す話。 端的にいうとFlutter用Motion Tab Bar Widgetを100行で再現した際に起きた手戻りについての記事。iPhoneアプリ開発者、もしくはiPhoneアプリ開発に興味がある方向け。サンプルの動作にはXcode12が動作するMacが必要(macOS11.15以降必要)。 1) 発端 2020年のある日、TwitterのTimelineに

      • Apple M1 ChipとIntel Chipの性能を比較する - SwiftUIでmacOSアプリ

        iOS TechBlogにで投稿したブログにてApple謹製のアーカイブ機能フレームワークAppleArchiveの性能について比較する旨の内容を記述していた。本ブログはアーカイブ処理を介してApple M1チップとIntel チップのCPU性能を比較する。 Apple Archive - Apple 謹製のアーカイブフレームワーク アーカイブ処理はCPU性能が反映されやすい。Apple謹製フレームワークを利用しているのでそれぞれのOSに対するCPU性能は引き出されている

        • StatusBarのスタイル指定はSwiftUIで整理対象

          以前の投稿でSwiftUIでもiOS/iPadのAppDelegate/SceneDelegateは有効という内容を書いている。 イベントを捕捉するという話の続きとしてSwiftUIでStatusBarのスタイル変更機能が整理されている点について記述する。 端的に言うとStatusBarのスタイル指定箇所が変更された、というレベルではなくStatusBarのスタイル指定箇所が無くなった。 1) UIViewController付きのイベントは整理AppDelegate/

          既存iOSプロジェクトをSwiftUI Appへ移行する - アプリ開発者はSwiftUIにおけるAppDelegate/SceneDelegateの扱いをよく理解していない?

          プロジェクトのLife CycleをUIKit App DelegateからSwiftUI Appへ移行するシンプルな作業に隠された。アプリの複雑さはどこに押し込められたのかという話。 端的にいうと:iOSアプリのプロジェクトはAppDelegate/SceneDelegateから当面逃げられない。iOSアプリの煩雑さはAppDelegate/SceneDelegateに残っている。SceneDelegate機能そのものは維持されていることは意識の片隅に残した方が良い。

          既存iOSプロジェクトをSwiftUI Appへ移行する - アプリ開発者はSwiftUIにおけるAppDelegate/SceneDelegateの扱いをよく理解していない?

          SwiftUI は古参アプリ開発者を押し流しにきていますよという話

          SwiftUIの腰が重たいアプリ開発者へのお怒り。SwiftUIの素振り待ったなし。 a) 勉強会についてiPhoneDevSapの勉強会が2020年7月末に開催(各月奇数開催、オンライン開催2回目)、発表者3名の1人を担当した。 WWDC2020でインパクト大の内容だったSwiftUIの進化がそのまま発表に反映、発表3枠のうち全てSwiftUIの発表だった。 SwiftUI 3本立てとはいっても、1枠はSwiftUIの仕組みから機能面を探っていこうという取り組みに対し

          SwiftUI は古参アプリ開発者を押し流しにきていますよという話