原作、脚本 梵天彪雅 1570年5月13日 足利義昭『クッ!……フフ、、信長め、、将軍の力を見せてやるわ、、、朽木!!武田に送れ!』 朽木元綱『はっ!』 甲斐 躑躅ヶ崎館 山縣昌景『親方様……将軍からの書状にはなんと?…』 回想 室町殿 足利義昭『天下静謐の為、、、織田信長を討伐すべし!!』 甲斐 躑躅ヶ崎館 武田信玄『、、ふっふははは!!』 武田勝頼『親父殿!』 武田信玄『将軍家など、、どうでも良いが、、、大義名分はこれで立とう、、、』 馬場信
原作、脚本 梵天彪雅 1945年8月16日、渋谷南平台町の官舎にて大西は 遺書を残し、介錯無しで割腹 刃こぼれしてる為中々死ねず…悶えながら腹を十字に切り頸と胸を刺すがまだ息絶え絶えに生きている。 官舎を走る足音 前田副官『大西中将!』 児玉誉士夫『軍医!ここじゃ!早よ診んかい!』 ト書き 軍医が聴診器を外し前田、児玉に無言で首を横に振る 前田、児玉軍医の胸ぐら掴むが直ぐ離しうなだれる 大西『生きるようにはしてくれるな』 ト書き 大西、児玉を見る 『お、おい児玉!
原作、脚本 梵天彪雅 志摩『朋子さん、、呉に帰るのもここに残るのも貴方次第よ……』 朋子『…はぁ……でも、きっと母さん達は市内にいると思います…』 志摩『…そう、まぁ、岡山には来たばかりだからゆっくりしながら考えるといいわ…』 暗い部屋が一瞬明るくなり 爆音と共に 部屋が揺れる 志摩、朋子『うわっ!?』 徳蔵『おい!志摩さん!大変だ!空を見てみなさい!』 朋子『何?!』 志摩『徳蔵さん!あそこって!?』 徳蔵『大本営がある方向じゃ!ビイ公の威力とは違う……何
原作、脚本 梵天彪雅 11月23日 勤労感謝の日 速水蓮『…ふぅ、ふっ!…うっ、うっ……』 進撃のアユ『お兄さん、気持ちいいでしょ… アタイの絶技……』 (顔のアップのみ 霧吹きで顔濡らす) 速水蓮『…うっ…うう……はひぃ!』 蓮が恍惚の笑みをする 進撃のアユ『蓮ちゃん、また指名してね❤️ じゃないとアユ……泣いちゃうからね❤️』 速水蓮『うん! あ、でも、彼女できちゃったから無理かも💦』 アユが蓮に抱きつく 進撃のアユ『えーー!!蓮ちゃん、
原作、脚本 梵天彪雅 ナ むか〜し、むかし、あるところにお爺さんとお婆さんがいたそうな… お爺さんは、ウラ 御歳72歳で 刀を振ることが好きな危ない爺さんだ。 お婆さんは、オアキといい、そんなお爺さんを支えている。 お爺さんが時おり若い女性を見ると鬼婆になるとかならないとか、、、 外がやかましい お爺さん『オアキ、、、なんか外がさわがしぐねえが?』 お婆さん『はて、私には何も聞こえないんども』 ガラガラ スクナヒコ(役人)『鬼共が佐渡島か攻めて来おった、逃げねば
原作、脚本 梵天彪雅 1550年 尾張国 清洲 今宿 日吉『……ぜぇ、、ぜぇ、、』 犬『ウォン!ウォン!がるる!』 日吉が犬の噛みつき殺し犬を喰らう 日吉『ガツガツ!うっぅぅぅ…』 腹を下し苦しみ出す日吉 侍に蹴られ唾をかけられる 小平太『邪魔じゃ! 糞乞食が!!』 日吉『ワシだけが何故こんな苦しく惨めな人生を……憎い、憎い…』 ???『そんなに憎いのかえ?』 日吉の前に眩い光が近づき問いかける 日吉『……誰だかしらねーが!憎いに決まっとるでねーか
原作、脚本 梵天彪雅 ナ1600年12月 土佐国 中村城 西軍についた長宗我部家の家臣の受け入れ先を帳簿をつけながら方方を回る桑名弥次兵衛がいる。 家臣『お館様、、中山田様が参られました。』 桑名弥次兵衛『…うむ、、お通しせい、』 中山田泰吉が桑名弥次兵衛に会いに部屋に入る 中山田泰吉『弥次兵衛、、色々、すまなんだ、、、』 弥次兵衛が中山田に駆け寄る 桑名弥次兵衛『…致し方ござらぬであろうのぅ…… よもや、最初から仕組まれておったことやもしれませぬ……そ
原作、脚本 梵天彪雅 ナ 紀元前731年 イズモノクニはイズモの覇権を狙うヤマトノクニの長、イワレビコノミコトに攻められ、最早、空前の灯火であった… イワレビコが剣を持って登場。ナガスネヒコが付いてくる。 イワレビコ『スセリビ!何処におる?! あの美しき姫を我が妻にせねば!』 スセリビヒメが走って来て転ぶ イワレビコ『おお!目が!目が!眩しい!転んだ姿もまた、美しいスセリビ!其方が我が妻にならぬので其方の国を攻めてしまったぞ!』 スセリビヒメ『うぅぅっ泣……なんと
原作、脚本 梵天彪雅 鬼ヶ島の大虐殺から1年後 クナ国、宮中 ??『オギャ!オギャーー』 側女『王様ーー!王様!…王様…皇子の誕生にございまする!』 王『お、おーー、麿の子が生まれたか! ようやった!で、、男の子か?』 側女『……』 王『…チッ……違うのでおじゃるな……』 キビツノ『王!王の寵愛を受けておきながら男の子を生まぬ不届きな妃など腹の子ごと斬り捨ててしまいましょうぞ』 王『良かろう!キビツノ!そちに任す…』 キビツノ『は!』 驚いたタケヌカワ
原作、脚本 梵天彪雅 1582年 京 本能寺 織田信長『人間……五十年…化天(けてん)の内をくらぶれば、、夢幻の如くなり〜ー、、一度、生を得て滅せぬもののあるべきか これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ…』 織田信長『光秀……家康、、これで満足か、、 ふははっはっはは』 1人の坊主が涙を流しながら甲冑を着て信長に近づく ⁇⁇『上様……』 本能寺 倒壊 ナ1591年 4月 聚楽第 茶室 豊臣秀吉『天下の茶人もこの秀吉に屈服する時代だで……』
原作、脚本 梵天彪雅 1573年1月25日 遠江国 三方ヶ原…… 武田信玄『徳川の青二才如き我ら武田の足元に及ばぬが、、手を抜かず全力で揉み潰せ…… かかれ!』 浜松城 徳川本陣 徳川家康『……巨大な陸の鯨がこの遠江を攻めくるか……皆の者!防備を固め……』 鳥居四郎左衛門『若!、武田軍本隊、4万の軍勢、浜松城を素通りする模様!』 本多忠真『な、なんじゃと!?…』 成瀬藤蔵『舐め腐りおって!我ら徳川では武田の相手にはならねーってことか!』 田中義綱『……いや、
原作、脚本 梵天彪雅 1572年10月3日 甲斐の虎 武田信玄は 天下に覇道を敷く為、京へ進軍を開始した… 武田信玄は織田信長を支持する徳川家康の調略を試みたが失敗に終わった為、家康公が治める遠江国、三河国に軍をわけて侵攻を開始した 徳川兵『殿!武田の軍勢2万7千が領地に押し寄せて参りました!』 徳川家康『……やはり、来よったか…… 織田からの援軍はどうした!』 酒井忠次『それが、、、』 平手汎秀、佐久間信盛が不貞腐れて家康の陣に入ってくる 回想 織田信長『
原作、脚本 梵天彪雅 1572年10月 甲斐国 躑躅ヶ崎館 馬場信春『お館様、、、織田の青二才をいつまで野放しにするので、、』 武田勝頼『親父殿!寝てる場合か!甲斐の虎は此処でくたばっちまうのか!?』 武田信玄『…五月蝿いわい…おちおち寝ることも出来んわい……』 武田信玄『皆の者!勝頼を信玄とし、今すぐ出陣せよ!目指す敵は京におる足利義昭じゃ!』 バタン! 武田信玄が倒れる 武田勝頼『親父殿!!』 武田信玄『お前が信玄じゃ……天下を武田
原作 田辺一邑 脚本 梵天彪雅 1573年12月22日 鳥居四郎左衛門の陣 治助『鳥居様、成瀬様が山縣隊に深く入り込み討死されたそうでございまする…』 鳥居四郎左衛門『あの阿呆、、、死んでどうする……死んでは勝負にならんであろう…… いや、これは、ワシへの度胸試しか!』 治助『……鳥居様、そのお身体で何処へ(いずこへ)、、、周りは敵で囲まれておりまするば、、、』 鳥居四郎左衛門『鳥居四郎左衛門忠広は生涯の好敵手、成瀬藤蔵正義だけを地獄に逝かせるような漢ではごさらぬ
原作、脚本 梵天彪雅 尾張国清州城に織田信長の愛刀、圧し切り長谷部を盗みに入った伊賀を抜け忍したばかりの盗っ人、石川五右衛門がいた。 盗っ人とは家、そんじょそこらの盗っ人とは訳が違う…… 伊賀の頭領、百地三太夫の弟子である彼は最強の忍であり抜け忍となった五右衛門は最強の盗っ人といえよう。 石川五右衛門『天下人の城ちゅうだけあって警備にゃあ歯ごたえあるが五右衛門様にかかりゃあ御茶の子さいさいよ笑』 江『おじちゃん誰?』 石川五右衛門『は!……何だちんちくりんの餓鬼じゃ
原作 梵天彪雅 1598年…… 時の天下人、豊臣秀吉の死後、徳川家康と石田三成らの対立は、慶長5年の会津征伐を契機として表面化する。三成は家康が会津攻めに赴いたことを好機として、大谷吉継や毛利輝元らの諸大名を糾合して挙兵した。そして、家康が畿内を留守にしている隙をついて伏見城を落とし、次いで北陸や伊勢方面の平定に乗り出していた。 北陸方面の平定には、越前敦賀の大名である大谷吉継が担当することとなった。そして、この北陸方面軍の一員として、近江大津城城主・京極高次が加わってい