元高校球児である。 筋書きのないドラマと言われている世界は、今思うと楽しかったな。 最後はもうとんだバッドエンドだったのだけど。 最近はポップに話せるようになってきたと思っていた。 けども、野球経験者に話すと 重い話みたいに聞かれてしまう。圧倒的な力や才能があれば、そんな細々したことには振り回されないのだよ。 その才能がなかっただけのことである。 まあ、実は才能があったかもしれない。 自分にはちょっとだけ天性のものがあったんだなと。 それは最近になって気づき始めた。なんと
東京暮らしの長い友人とガールズバーに初めて行った。 露出多めの女性方に愛想よく相手してもらった。 夜の街には夜の街なりの言語文化がある。 相手の話を否定しない。相手にわかりやすい気遣いを見せる。相手の目を見て笑顔で話を聞く。 人としての基本が出揃っている。 人間社会は、夜の方から朝へと文化が流れている。夜が起点である。 ここまでの気遣をしてもらっておいてなんだが、やっぱり苦手である。 女性と話すと緊張するみたいな10代の頃の初心さではない。 こういう環境が明確に苦手なのだ
やはり人生は面白い方向に進んでいるようである。 SNSアイコンが肩出しヘソだしの女性先輩からラーメンに誘われたりした。 これはもう、一生モノの思い出である。 高知時代の日記を見ると、吐き出す水の水流が強過ぎて、蛇口が曲がっていることを書いていた。 あの水流でいつか空へ飛び出すのではないかと。 日常に面白さを見出していた時期である。 話題は東京へ。 住んでいる区の駅周りは、飲み屋で溢れている。 平日も週末も毎日人で溢れている。 そんなに積もる話があるのかと思うが、これだけ人
東京は住む場所じゃないと聞いて、そう言うものだと思い込んでいた。 実際はとても居心地が良い。こんなにも自分の生活に合っているとは思ってもみなかった。 アラサーあたりから、自分の心地よい場所を作れるようになってきた。 仕事終わりにカフェに寄れたほうがいい。家で仕事のことはしないほうがいい。毎週1度は仕事を忘れてのんびりと街を歩いたほうがいい。 それが全部できる東京住まいは大変ありがたい。 さらにさらに、最近、人生がもっと気楽になってきた。 思えば、世の中で求
都会の夜が思った以上に好きである。 お酒を飲みたくなる気持ちもわかる。 昼の駅周りもスーツだらけだし、 夜の街もまたスーツ姿で客を集める人たちである。 スーツを着ている人は、ただただ真面目に働いている。 本当に人生が面白いフェーズに入ったようで、 毎日なぜか幸せである。 お酒を酌み交わせる相手もいる。 こうなりたいと憧れる対象もいる。 期待以上でも以下でもない具合に仕事もできる。 自分も何かをしなければと焦った時期もあったし、 誰かを幸せにできる人にならなければと競った
休日の東京を歩く。 人の波に乗れば桜の名所へ。 30代、独り身。特定のパートナーと歩く同年代やら、家庭を持った同年代やら。 そういう選択をできなかったな。 いいなと思った相手の価値観を変えられるほどの人間でもなかったし、 いいと思ってくれる相手に合わせられるほど柔らかい人間でもなかった。 なにも達成できなかったし、誰の期待にも応えられなかった。 でも、それでいいじゃない。その程度の人間だっただけである。 だが、悲観するほどつまらない人生でもない。 30代にして初めて住む
作曲趣味に打ち込んでいる。 5月ごろにきちんとボーカルができる人に歌を入れてもらう。 何度聞いても仮歌の自分の声は聞いていていい気がしない。 曲に初めてちゃんと歌詞を書いた。試行錯誤している。難しい。 が、なんとなくわかってきたこともある。 J-POPなり日本語歌唱曲は、これまでも、そしてこれからも、なんの取り柄のない日常を描き続けなければならないということである。 ドラマチックなことを描くためには、今の私が「つまらない日々」だの「あなたのいない日々」などという、対比する
3連休に東京へ。 新居への引越し荷入れ作業を終えた。 3月末まで高知での仕事があるから、荷物のみ置いて帰ってきた。 電気もガスも通さず、トイレも近隣のコンビニへ。近くの温泉の世話になる。 現住居には、捨てても良いものしか置いていない。 その中には、実に15年使った掛け布団がある。最近は保温も保湿もできておらず、ただただ雰囲気だけで羽織っているに過ぎないのである。この引越しをきっかけに新調する。 ついでにカーテンでも買おうかと、IKEA新宿店を目指す。 実に10数
大学時代の夢は作曲することであった。 4年間の最後に良い曲を書くことができた。 卒業から数年間は地元で所属できるバンドを探したり、その曲をあたためていた。 しかし、転職するにあたって資格を取るためにそれらの活動が止まってしまった。 それから時が経ち、昨年の夏。 引越し後は仕事のペースが落ち着き、仕事後にも何か別の活動をすることができるようになった。 職場5分圏に住む利点である。 数万円かけて機材を買い込み、ついにその曲を仕上げた。 ついでに過去の良作を作り直したり、さらに
年末である。 部屋で一日中過ごすのは苦手なので、最寄りのカフェに出かける。 しかしカフェの時間も15:00までである。 1日をカフェの営業時間に合わせて生活している。 カフェには女子である。 2人組女子が2組いる。目の前にも女子の集まりである。 男たちよ、何処に。パチンコ屋かい?釣りかい? それとも、愛する家族や恋人と家にいるのかい? はたまた、愛する家族を家に置いてパチンコ屋にでも行っているのかい。 もうしばらくは独り身で過ごすと心に決めた。 しかしながら、1人で過ごす
今週の仕事で一山超えたので、ご褒美というか、気分転換に松山に旅行中である。 道後温泉付近は千と千尋の神隠しの広告でいっぱいである。 映画の概要をさらっというと、インターンシップin道後温泉である。 道後温泉駅まで続く路面電車は、高知市のそれよりも線路がくねくねしていている。 温泉に入るまでの待ち時間、仕事のことはそっちのけで、自分のことを振り返っていた。 最近、なんとなくマンネリ化しているというか、なんかやる気が出ないのである。 悩みましたら音楽を聴きながら
『大人になってからの人間関係』 という本を読んでいる。 人との間にあるのは、恋や愛などあるけれども、 人生に必要なのは恋人や妻や親友や家族ではなく、 ただただ親密さしかないと語る。 全ての関係は親密さという指標で図るべきであり、 家族だの恋人だのがいるから幸せなのでなく 親密な相手がいるから幸せなのだと。 家族ともうまくいかず、恋人もうまく作れない私は 大いに納得したのである。 確かに、親密な相手が欲しいのである。 さて、 ゆとり世代も30代を迎えつつある。 最近、
タイトルはチャットモンチーの名曲である。 やる事がたくさんあるから、今日中にやらなければいけないことに追われてるという歌詞である。 この秋、乱読していたものが一本の形に固まってきているような気配がしている。 以前にもブログに書いたように、占い本の魅力は人の性格を表す言葉を知ることの強さだと思っていた。 このところ読んでいる養老孟司先生の本に始まり、ゲッターズ飯田氏の本にも、ケーキの切れない非行少年の中にも共通して触れられていたこと。 人間にはどうやら欲望があり、欲望に突
転勤に伴い、念願だった引っ越しをした。 天井も高いし、2DKである。 一部屋を作曲部屋にした。あと半年間で5曲ぐらい作ってYoutubeにあげられたら、作曲の趣味はひと段落をつけようかなと思う。問題はボーカルである。知り合いにお願いできるかはわからないが、それでもとにかく進んでみようと思う。 やっとこさの引越しだったにも関わらず、来年度4月はさらに新天地へと飛んでいくような予定である。現在手続きを進めているが、特に不備がなければ、東京都に行くことになる。東京都の
忙しい時期を抜けた。毎日読書を少しできるぐらいになった。数ヶ月間読んでいたのは太田光『笑って人類』だった。 言い回しに若干のくどさを覚える。それに加えてページ数もめちゃくちゃあるから時間がかかった。所作を細かく説明してキャラクターを際立たせているあたりには、映画を目指した作品なのだと実感した。 政治を皮肉ったような作品に見えるものの、その裏には「大衆と個人」であったり「国家と個人」「平和と個人」という、スケールの違うものを同列に並べようと試みていたのではないか。爆
アウトプットする時間がない。インプットする時間もない。 そんな働き方をするつもりもないのだが、出される指示がなかなか要領を得ないため仕方ない。 組織編成上の問題である。一朝一夕に解決できる問題ではない。 しかし、今年一年をこれで過ごさなければならない。それだけが確定してる。 やりたいことが山積みなのである。 そういえば4月から1冊も本が読めていない。 転職してすぐである。知識が少ないまま後輩を育てる立場になってしまった。 頼むからもっと色々できるベテランに懐いてくれやい