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豊臣秀吉と天下統一


豊臣秀吉と天下統一をご紹介します。とは言うものの、主題は天下統一ではありません。「なんだよ。天下統一じゃないのかよ。がっかりだな」という人もいるでしょう。そんな人には、天下一品のこってりラーメンをお勧めします。持つべきものは全国チェーンです。


御存知のように、豊臣秀吉は戦国大名でした。織田信長の後継者として地歩を固めて、天下統一という大事業を成し遂げました。織田信長と徳川家康と並んで「戦国三英傑」の一人としてその名を連ねています。足軽ならではのフットワークの軽さが最大の魅力です。あしからず。


豊臣秀吉といえば、千利休を連想する人も多いでしょう。秀吉は、それまで懇意にしていた千利休に対して切腹を命じました。千利休もさぞや面食らったことでしょう。お茶で一服していたところに、突如として切腹を申し渡されるのですから。立腹するのも無理はありません。落ち着いたら割腹しましょう。

同じ「ハラキリ」でも、切腹と帝王切開は別物です。帝王切開は生命の誕生に寄与しますが、切腹は当事者を死出の旅路へと誘います。生誕と死滅。ベクトルが真逆なのです。方向性の違いによって、解散→解脱する日も近いでしょう。持つべきものと去るべきものは六道です。


そんな秀吉の指は6本あったといわれています。ただ、確たる証拠がないので断定することはできません。「全国版・戦国大名指図鑑」の刊行が待たれます。これは「多指症(たししょう)」と呼ばれる症状です。「杜子春(とししゅん)」と似ていますね。赤い鳥逃げた。


これはあくまでも私の考えですが、秀吉は他の戦国大名よりも指が1本多かったからこそ、天下統一という栄光を掴み取ることができたのでしょう。持つべきものは、圧倒的な掌握力ですね。花山薫に匹敵するほどの握力があれば、この世に怖いものはありません。喧嘩師  VS  禿ネズミ。勝つのはどちらかハッケヨイ。

もしも秀吉の手がアンパンマンのように丸かったらどうなっていたでしょうか。同じような丸い手でも、ドラえもんの場合は「ペタリハンド機能」を搭載しているので、物体を簡単に掴むことができます。ですが、手がアンパンマンの場合はその限りではありません。ただひたすらアンパンチを繰り出すのみです。

ただ、手がアンパンマンなのにもメリットはあります。御存知のように、アンパンマンの顔が汚れたら、強肩のバタコが新しい顔をピンポイントで投げてくれます。顔がいくら汚れても、スペアは腐るほどあるので安心です。わんこそばのように、顔はどんどん降ってきます。わんこそばならぬバタコ傍ですね。


指の本数というのは、言うなれば「鼻差」です。僅かな差(指1本の差)によって勝敗が決まります。それにしても、天下統一を達成するのと、天下一武道会で優勝するのとでは、一体どちらが難しいのでしょうか。なかなか微妙なラインですね。鼻差でクリリンに軍配が上がると思います。相対すべきはバクテリアンですね。


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