これからの時代に欠かせないUDフォント ~SDGsの一環として。自治体や学校でもどんどん採用されています!~
「のとマガ」ではこれまで、企業や団体がすぐに始められるSDGsの取り組みとして「FSC®認証紙」を用いた印刷や、クレジットを購入することよってCO2の排出量を相殺する「カーボンオフセット」についてご紹介してきましたが、印刷以外の面でも当社を通じて実践できるSDGs活動があります。
皆さん、「ユニバーサルデザイン」はご存知ですか?
ユニバーサルデザイン自体、年齢や性別、国籍、障害の有無に関係なく、誰もが使いやすくデザインされた製品やサービスのことを指しますが、それはSDGs(持続可能な開発目標)の17の大きな目標の
などに合致します。今回はSDGsの関心の高まりもあってか、様々な生活の場に浸透する「UDフォント」(ユニバーサルデザインフォント)をご紹介。
チラシやパンフレットといった印刷物はもちろん、WEBサイトなど「文字」を用いて情報発信する皆さんは、ぜひチェックして採用されることをおすすめします!
お年寄りから子どもまで誰もが読みやすくわかりやすい!
教科書などにも採用される「やさしいフォント」
従来のフォントには、誤った字形で覚えてしまう、弱視やディスクレシア(読み書き障害)の方々が読みにくいという問題がありました。
そこで、誰もが読みやすく、間違いがないように、濁点を重ならないようにしたり、字の空白部分を広くしたり、工夫のなされた「UDフォント」が開発され、最近では、高速道路の交通標識をはじめ、公共の案内板などにどんどん活用されています。
また、急速に広がっている要因の一つに「高齢化」があり、自治体の広報誌や住民票、商品の注意表示など、お年寄りが目にする機会の多い印刷物にも積極的に使われています。
さらに、今年刷新された多くの教科書が「UDフォント」を採用。読み書きが困難な生徒たちに効果的なだけでなく、生徒全員の基礎的な学力のアップも期待されているそうです。
ただ、「UDフォント」を使うだけでは不十分。その特性をしっかり掴んだ上で、レイアウト、デザインしなければ逆効果になることも・・・。
当社・能登印刷は「ユニバーサルデザイン」に力を入れており、資格を持つデザイナーが在籍。視覚効果やユーザビリティを心がけたデザインをお客さまに提供しております。フォント以外の色づかい等でもご提案させていただけますので、ご興味ございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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