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簡単に絵を上手く見せる色塗りのテクニック3選

こんにちは

イラストレーターの能登です


色塗りは絵の完成度を左右させる

とても大事な要素ですが

基礎的な知識から

コツコツと経験を積みながらでないと

なかなか上手くならないものです


しかし、そんな経験や積み重ねがなくとも

知っているだけで簡単に色塗りを

上手く見せる方法もあります


ということで

今回は手軽に絵を上手く見せることができる

色塗りのテクニックを3つほど紹介いたします!

※動画版はこちらから



1、配色を3色に抑える


まず一つ目が、「配色」です


色塗りにおいて配色は最も重要で

絵の完成度に大きく左右します


そんな配色にはある程度センスと知識が必要で

相性のいい色、補色とベースカラーなどの割合、彩度など

極めようと思ったらなかなか大変な分野でもあります


※配色についての記事はこちらから


しかし、そんな難しい配色も簡単に決めるテクニックがあり

それが「使う色を3色以内に抑える」という方法です


何も考えず5色で配色した場合

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3色で配色した場合

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色味が多いほうが好きな方には少し物足りないかもしれませんが

3色以内ならどんな色を選んでも基本的に事故は起きなく

スタイリッシュでまとまった配色が可能になります


色選びが苦手な方は是非

使う色を3色に抑えるということを意識して色を塗ってみてください!


2、逆光にする


そして2つ目が「逆光」です


逆光は光源の向きの種類ですが

映画などではこの撮影方法は

「神々しさ」や「神秘的」などの

雰囲気を出すために使われます

画像3

画像2


ではなぜ逆光が色塗りを上手く見せるのかというと

人間は無意識に暗い場所より

明るい場所に目が行ってしまう性質があり


逆光にすることで

明るい場所は輪郭部分のみになり

大部分が暗くなることで


本体の描きこみが少なかったり

情報量が多くなくとも目につかない

というわけなのです


絵の上手い人がよくラクガキで上げる絵に

逆光が多いのもこのためで

手数が少なくてもそれっぽく見えてしまいます


3、影の端を濃くする


そして最後に「影の端を濃くする」ことです


言い換えると「明暗境界線を濃くする」ということなのですが

つまりは明るい場所と影の間を線を引くように濃い色を塗る

と絵が上手く見えます

画像4

画像5

どのような場所においてこのような現象が起きるかというと

強い光が当たってくっきりと影と光が分かれている場所に限ります


これはよく上手い人の絵で見たという人も多いかと思います


これにはしっかりとした理由があるのですが

説明しようとすると長くなってしまうので

需要があったらまた別の記事を書こうと思います


簡単に言うと強い光が当たることによって

内側から反射した光が表面に表れてると思ってください


この境界線のテクニックは濃くするだけでなく

彩度もかなり高めにしてあげるとリアリティが出ます!


知っているだけで簡単に色塗りが上手く見える

テクニックですので是非使ってみて下さい!












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