世界の名ボクサー:カオサイ・ギャラクシー⑤「タイの怪物:19連続世界王座防衛」
WBA世界J・バンタム級王者。日本人選手、日本でもおなじみの選手との世界防衛戦。松村謙二戦(再戦)、コブラ・アリ・ブランカ戦、中島俊一戦、金容江戦を紹介します。
カオサイ・ギャラクシー(タイ)
身長157cm:サウスポー
①カオサイ・ギャラクシー 12R TKO 松村謙二
(WBA世界J・バンタム級タイトル戦、1989年)
(ダウンシーン)
3R:左ストレートで松村がダウン
8R:左ストレートで松村がダウン
12R:左ストレートで松村がダウン
(感想:カオサイがタイトル防衛。12度目の防衛戦。松村との再戦は再び日本で(カオサイは強すぎて「試合枯れ」することがよくあったという。ファイトマネーがいい日本での試合はカオサイにとっては魅力的だったのかもしれない)。挑戦者の松村にとってこれはカオサイに負けた再起戦。WBA4位として再びカオサイの王座に挑戦。試合地は「神戸ワールド記念ホール」。ジャブを使って攻める松村。2R、カオサイが右フックでグラつく。その後は前回のような打ち合い。ダウンを奪われる松村だが、攻める姿勢は崩さない。12R、左ストレートの連打で松村がダウン。立ったがレフェリーストップ。試合の残り時間はわずかのところだった。ピンチになる意外なシーンはあったがカオサイが防衛成功。敗れた松村はその後も世界挑戦のチャンスを得るが・・・。)
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