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コッカス菌とは?

コッカス菌とは何か?を知りたい方へ
現在、コッカス菌を毎日飲んでいるけれど、コッカス菌についてちゃんと理解出来ていない。 
或いは、乳酸菌は腸活にいいというけれど、種類がたくさん有り過ぎて何を飲めばいいか迷っている。
どうせ毎日飲むなら、科学的エビデンスのある信頼できる乳酸菌を飲みたい。
そんなあなたのお悩みを解決します。
本記事では、コッカス菌とは何か?について解説します。

この記事を書いている私は、健康クラブNOTOAI運営歴13年。
コッカス菌研究国内第一人者である越浦良三先生(元北陸大学学長、薬学博士)の直接ご指導の下、コッカス菌の普及活動をしています。

越浦良三先生(北陸大学名誉教授、元北陸大学学長、薬学博士、勲三等旭日中綬章)

■略歴
昭和34年5月 薬学博士号取得(東京大学第7697号)
昭和35年1月 金沢大学助教授
昭和50年4月 北陸大学教授
昭和58年4月 北陸大学学長
平成3年4月 北陸大学名誉教授
平成11年4月 勲三等旭日中綬章
■所属学会
日本薬学学会
■役職等
特定非営利活動法人「健康環境教育の会」理事
■著 書
「最新薬理学 第4改稿版」(廣川書店)
「内分泌薬理」(廣川書店)
「薬理学・毒性実習指針」(廣川書店)

越浦先生から顔写真の使用許可を得ていますから、記事内容は信頼して頂けると幸いです。

コッカス菌とは?

エンテロコッカスフェカリスAD101株

「コッカス」という名称は株式会社アドバンス(東京都中央区東日本橋1-4-6 東日本橋一丁目ビル8F、創立 昭和48年3月26日、資本金 1億円)の登録商標です。
この会社が、ヒトの腸内細菌の中から有益な腸内細菌を発見し、それらを「コッカス」と名付けたのです。
上の電子顕微鏡写真のエンテロコッカスフェカリスAD101株はその代表的な腸内細菌の一つです。

メーカーのホームページ( https://www.advance.jp/coccus/ ) によると、
1975年に腸内フローラを研究するための研究所を立ち上げ、
1984年6月17日、世界初となる有益な菌株『コッカスAD株』の存在が発見されたとして新聞一面トップに掲載。
※コッカス/COCCUSは当社の商標です
*特許第1859425号/昭和61(1986)年4月23日
とあります。

新聞一面トップ記事がこちら
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コレステロール下げる腸内菌発見〝夢の新薬"開発へ 読売新聞 1984年6月17日

これは1984年6月17日付読売新聞トップ記事です。

世界初という文字が書いてあります。

元日本動脈硬化学会会長、大島研三先生、元北陸大学学長、越浦良三先生、他多数の超一流の医師・研究者・研究機関・病院等によって世界で初めて発見された「コッカス菌」が読売新聞によって一般に発表されました。

今、フェカリス菌として類似品が多く出回っていますが、コッカス菌こそが元祖という証拠がこれです。

以来、40年以上も前から、口コミだけで300万人以上に愛用され続けている隠れたベストセラー。

メーカーの広告宣伝を一切しないという方針の下、これから先も、決して表に出てくることはないと思います。

ネットで調べれば、それなりに断片的な情報は得られますが、ほとんどの人は、これだけの少ない情報では、何のことかわからないでしょう。

今、多くの食品に乳酸菌が添加され大きく『乳酸菌入り』と書かれて市販されていますが、その原点がこれです。

12以上もの特許を取得し、一流の科学者が認めた優れた乳酸菌であるからこそ、類似品が今、多く出回っているのです。

健康食品・サプリメントは様々な製品が販売されていますが、ほとんどのものは、科学的なエビデンスのない怪しいものばかりです。

しかし、コッカス菌は他のものとは大きく異なります。

その驚異的なパワーは、豊富な科学的エビデンスによりしっかり裏付けられているからです。

医療関係者でもこの事実を知らない人が多いと思いますので、是非、知っておいて下さい。

(少し長いですが以下、1984年6月17日付読売新聞記事抜粋)
「一人の人間の体内に約百兆個と言われる腸内細菌の中に、動脈硬化症の原因物質のコレステロールやトリグリセライド(中性脂肪)の血清値を低下させる菌が存在することを民間企業の研究所と東京警察病院などの共同グループが世界で初めて見つけ、この菌を応用した治療、予防薬の開発に乗り出した。
カビ等から作られる抗生物質と違って、もともと人間の体内に共生する腸内細菌を利用するので副作用がなく、製薬の新しい問題を切り開く研究として注目されている。
この成果は来たる22日から東京・経団連会館で開かれる第16回日本動脈硬化学会のシンポジュウムで発表される。
共同研究グループは、株式会社アドバンス開発研究所(東京・本社)の河合康雄医科学研究所長、古川政巳・東京警察病院長、葛谷文男・名大医学部教授(老年科)、磯田政恵日本獣医畜産大教授、大隅正子・日本女子大教授ら14人。
人間の腸内には約400種類、百兆個の細菌が共生しているが、河合さんらこの中に有用な働きをする特異な菌がいるものと予期、1年半がかりで選別検査を続けてきた。
その結果、腸内細菌の中のストレプトコッカス・フェカーリス菌の1種に、動脈硬化症危険信号といわれる血清中の高コレステロール値、高中性脂肪値を低下させる物質を作る菌がいることを発見した。
研究グループは、まず、この菌を培養して菌体の有用成分を抽出して粉末にした。
次に、コレステロールを混ぜた試料を4週間にわたってウサギに食べさせ、正常値よりも60倍もの高コレステロール値をもつ“動脈硬化症ウサギ”を人工的に作った。
そしてこのウサギに菌体粉末を食べさせ、コレステロール値の変化を追跡したところ、高コレステロール値は8日で半減、15週目から正常に戻ったが粉末を与えられなかったウサギは、半減するのに28日もかかり、コレステロールが正常に戻ったのは32週目からだった。
一方、東京警察病院はこれと並行してコレステロール値が高い高脂血症患者83人について、コレステロール値とふん便1グラム中のストレプとコッカス菌の数を関係を調べたところ菌数が少ない患者ほどコレステロールが高く、両者の間には統計的に意味があるほどの相関関係があった。
さらに研究グループは、この菌体粉末の毒性を調べたところ、動物実験では問題なく、4人のボランティアに約1年半にわたって粉末を毎日飲んでもらったが、なんの副作用も現れず、この期間のコレステロール、中性脂肪値ともに正常地域を保っていた。
菌体粉末の何がこうした作用があるか調べたところ、分子量約3万のタンパク質がコレステロール値を、分子量約1万4000の多糖類が中性脂肪値を低下させることが分かり、この2種の物質は、いずれも菌体内で生成されていることも分かった。
今後は、この両物質を応用した高脂血症治療、予防薬の本格的な開発を始める。

読売新聞 1984年6月17日

まとめ:「コッカス」という名称は株式会社アドバンスがヒトから発見した有益な腸内細菌に付けた商標です。


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