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記事62:企みは内緒
昨日の日記に書いてから、ZIGHTのアルバムを聴いていた。やはり『RIVER RUNS THROUGH IT feat. STERUSS, FUKU DEL TORO』が好きで、特にCRIME 6の
「言葉数減らし 8割で分からす 残り2割は君のイマジン」
というバースの始まりがかっこよすぎる。
バンドサウンドが好きな人が好きなギタリストの演奏を聴いてかっこいいと思うのと同じように、ヒップホップ好きは「この人にしか出せない言葉」に惹かれる。「リアル」と「オリジナル」の強さには何も勝てない。
この土日で一番多くの時間を割いたのが昼寝だった。2日で4時間は超えている。昼ではなく16時くらいから寝てしまうのだが、これが自分のリズムなのかもしれない。だとすると平日はすごく頑張っている。こうしてどんどん自分を甘やかしてきた結果が今のだらしなさに結実している。
今日は昼寝から起きて、18時。髪を切りにいかねば!と外に出た。起きてすぐ動けることの良さがでた。この土日の行動で唯一良かった部分だ。
いまの髪切り屋さんは、余計な接客をしてこないので気に入っている。前回行った時は鼻炎で、髪を切られている間、鼻を垂らす寸前の状態をキープし続けていた。
鼻水を垂らしそうなことが、たぶん相手にはバレていたと思う。
今日は朝起きたときこそ鼻炎気味だったとはいえ、薬を飲んでおさめたので1日平和だった。その流れで髪を切りに行ったのだが。
髪切り中に、朝夕2回の薬の朝の部分が切れ始めた。ギリいけるか、と思ったけど残り2分ぐらいの時点でギブアップし、
「すいません、鼻(水)が…」
と切り出した。前回はごまかしきれたので、前回よりひどい結末。
「鼻ですか!?」というオウム返しをしてきたお兄さん。ギリギリ垂れなかった鼻水。そんな日曜の終わり。
これで「いつも鼻水を垂らしてる奴」というポジションを確立しただろう。僕のカルテには「H」という暗号が書かれているかもしれない。
アンジキジョイ『Mr.Anjiki Jointman 13』
「使うボキャブラリー オタク並み」でおなじみのアンジキジョイ。僕のお気に入りのグループだったABNORMAL BULUM@が活動休止後、3MCそれぞれがソロで活動を始めてくれたのは嬉しいことだった。
その中でも特に好きだったのが、アンジキジョイだ。高音域で滑舌よく聞き取りやすいラップをする。音楽好き仲間から「お前、いかにも好きそうだなあ」と言われるタイプだ。
でもここ数年活動をしていない。ヒップホップはグループでの活動が早めに終わってしまうことが多い上に、その後のソロ活動も続かないということが多い。グループを脱退した後のアイドルのしぶとさを見習ってほしい。
アンジキジョイはフリースタイルもかっこよかったし、また作品を出してくれないだろうか。あとアンジキジョイってすごく言いたくなる名前だし。
2020年、アンジキジョイを語っているのは日本中でも僕ぐらいだろう。