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はじめまして、Infra NOA(インフラノア)です。

2024年1月の能登半島地震。

あの日、テレビの向こうで見た光景は、瓦礫と化した街、人々の不安そうな表情。

そして時間とともに薄れていく報道の熱量。震災は一瞬で日常を奪うのに、その復興は何年もかかる。それなのに、世間の関心は次第に別のニュースへと移り変わってしまう。

「能登半島地震を他人事にしたくない。自分事として、復興に貢献したい——」

私たちは、KB-eye株式会社でのインターンを通じて、今もなお、能登の復興が完了していないことを知りました。人々の記憶から震災が薄れつつある一方で、現地にはまだ支援を必要とする人々がいる。私たちにできることは何か。そう考え続けた結果、私たちは Infra NOA (インフラノア)を立ち上げました。


1.なぜ「インフラ」なのか

被災地には医療、住居、食料、教育、仕事の確保、経済政策など、さまざまな支援が求められます。しかし、これらすべての基盤にあるのが インフラ です。

道がなければ物資は届かない。 電気がなければ情報も行き渡らない。

能登の復興を加速させるには、まずインフラの整備が不可欠です。しかし、現状その役割は行政や建設会社、警備会社など限られた企業に委ねられています。私たちは「学生」という立場からこの領域にアプローチし、能登の未来を支えるインフラを創り上げていきたいと考えました。

また、日本全体でもインフラの老朽化が進んでおり、能登半島の被害の大きさもその一因とされています。だからこそ、私たちは 「復旧」ではなく「安心して暮らせるインフラの再構築」 を目指します。同じ悲劇を繰り返さないために、「元に戻る」以上の強固な基盤を築く。それが私たちの使命です。

2.なぜ「学生団体」なのか

「ボランティアではない復興支援」×「若い世代が担う社会貢献」

ボランティアとしての支援は一時的なものになりがちです。しかし、私たちは 「継続できる仕組み」を作りたい と思いました。そのためには、単なる善意ではなく、しっかりと利益が循環し、関わるすべての人が納得できるスキームが必要です。

ただし、利益を追求することが目的ではありません。目的は 「能登の復興」 であり、その過程で 「持続可能な仕組みをつくること」 です。だからこそ、私たちは学生団体という形態を選びました。

また、私たちがこのプロジェクトを通して 「土木・建設・警備業界に対する理解を深める」 ことも重要な意義だと考えています。日本のこれらの業界は慢性的な人材不足に悩まされています。しかし、実際に現場で経験し、学ぶことで、少しでも多くの若者が関心を持つきっかけになるかもしれない。これが 「未来の日本社会への貢献」 にもつながると信じています。

3.なぜ「KB-eye」なのか

「警備業界全体の課題に対する直接的なアプローチ」「学生警備の信頼」

このプロジェクトは、インフラ復興のための様々な要素の中から「警備」に着目しています。

復興工事が進むにつれて、作業現場の安全確保はますます求められます。しかし、警備業界もまた人材不足に直面しているのが現状です。そこで、AIを活用した交通誘導システム・KB-eye によって、省人化と高品質な警備の両立を実現します。

KB-eye for 交通制御 利用イメージ(出典:https://kb-eye.jp/one-way/

また、私たちは「学生がメイン」であるため、外部からの信頼を得ることも課題でした。AIを活用することで警備の質を担保し、より多くの支援者に安心して協力してもらえる環境を作る ことができます。

4.目指す未来

私たちがInfra NOAを設立したのは、単に能登の復興を支援するためではありません。

このプロジェクトが 「次世代の災害復興モデル」 となることを目指しています。

能登の復興が完了したとき、このスキームは日本全国のインフラ整備にも応用できるはずです。そして、学生たちが実際に携わることで、未来の日本を支える若い世代の育成にもつながる。

「復興支援」という言葉を一時的なものではなく、「未来を創る取り組み」に変える。

それが Infra NOAの使命 です。

私たちは、能登の未来のために、そして日本の未来のために、このプロジェクトを前に進めていきます。


🌟Infra NOAはメンバーを募集しています🌟

私たちと一緒に、能登の復興、そして未来のインフラを支える活動に参加しませんか?

  • 能登半島の復興のために頑張りたいと思うあなた

  • 被災地の支援に関心がある方

  • AIや警備、建設、土木業界に興味がある方

  • 新しい形の社会貢献に挑戦したい方

上記に当てはまる方は誰でも大歓迎です。 少しでも興味を持ったら、以下のページからご応募ください。


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