![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/18371220/rectangle_large_type_2_86a80b4f03c9a6e623ea588c1e627ee0.jpeg?width=1200)
残しておきたいものは。
結局のところ物体あるもの(iPhoneやネックレスなど)と手に取れないもの(言語や経験など)どちらが価値があるのだろうか。
個人的には買えないもの、経験などのほうが大事だと思っている。
というのもそれらは決して色あせることなく残り続けるからだ。
というのが世間一般的な考えとして広まっている。
なんで形ないもののほうが価値があるかというと、それを何度も追うことができるからだ。
何度でも「目標」になることができるといったほうが簡単かもしれない。
例えば欲しかった新型iPhoneをついに手に入れたとする。
けれども来年になればまた新型のiPhoneが発売されることになる。
そうすると今持っているiPhoneの価値は下がる。というか、手に入れた瞬間にそのiPhoneの価値は下がる。
店頭のショーケースにあるから価値があるのだ。
それに対して「経験」などの手に取れないものは一生その人の心なり技術として残り続ける。
特に旅行や語学といったものは典型的ないい例だ。
旅行で話していこう。
旅行は非日常を味わうためのものだと思っている。
日本では見れない景色、食事や文化に言語といった新しいものを吸収したり、英気を養う「経験」だ。
よくご褒美としてとらえられる。
その旅行の期間中はすべてがシャッターチャンスだし、その先の人生でも何度でも思い出すことができる。
だって、小学校の頃の修学旅行を今でも思い出すことできますよね?いつだってその瞬間に戻ることができる。
何か手元に残しておくことはできないけど、「また行きたいな」って思うことができる。
そう思い出が増えるから。
手に取れないものが好きな人たちは思い出を作りに行くのが好きなのかもしれない。
好きな子が手に届かない高嶺の花で、それをつかみに行くようなそんな感じ。