ブラック企業勤めのアラサーが文学フリマ東京に出るタイプのアラフォーに成長するまでの話⑥
前回までのあらすじ
ブラック企業勤めで心身を病んだ山羊座の女(アラサー)は2019年、朗読と文章の学校に通い始めた。2021年、そこでできた友人である糸瓜曜子と「お題を出し合って、月に2000字以上の文章を書いて、10000字以上の作品を作る会(以下10000字の会)」を結成。お題の中に「シマエナガ」という無茶ぶりをまぎれこませていたところ、糸瓜曜子がすばらしすぎる短編小説を書いてきたので糸瓜曜子への尊敬の気持ちと自分も素敵な作品を書きたいという気持ちがさらに高まってゆく。