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暗黙知と形式知(知識変換のSECIモデル)



はじめに

科学者で哲学者のマイケル・ポランニーが
示したように、人間が所有し利用できる
最も有用な知識の多くは、形式知ではなく、
「暗黙知」である。

暗黙知とは「感じとる知識」だ。

何かを言葉で説明しようとしても、
完全に言葉に置き換えることはできない。

ポランニーの言うように、
「人は語れる以上のことを知っている」のだから。

を読んで得た気付きを
言語化しておきます。


暗黙知/形式知/実践知 とは

暗黙知
 経験や勘といった言語化が難しい主観的な知識

形式知
 文章や計算式、図表などで説明できる知識

実践知
 実践の場で適切な状況判断を
 するために必要とされる
 経験に基づいた暗黙知のこと


個人的な捉え方(暗黙知/形式知/実践知)

暗黙知 (感覚)
 言語化できない体験 & 非体験学習

形式知
 言語化できる体験・非体験学習

実践知 (経験)
 言語化できない体験学習


知識変換のSECIモデル

組織が暗黙知を明示された知識に変換し、
共有し、実践可能にするのを助けるモデルが
SECIモデルです。

共同化 (Socialization)
 暗黙知の共有、およびそれを
 基にした新たな暗黙知の創造

表出化 (Externalization)
 暗黙知を形式知として洗い出すこと

連結化 (Combination)
 洗い出された形式知を組み合わせ、
 それを基にして新たな知識を創造すること

内面化 (Internalization)
 新たに創造された知識を組織に広め、
 新たな暗黙知として習得すること

参考:https://forbesjapan.com/articles/detail/70293

https://www.dodadsj.com/content/230427_seci-model/


暗黙知の分野における第一人者

こちらも読んでみましたが
暗黙知、形式知の理解が
より深まりました。


まとめ

・個人差のある当たり前の行動
・個人、組織、会社として外部に
 出していない0次情報 など

暗黙知にあたるものは多くあり
形式知に変換していくことが
やはり重要だなと再認識しました。

以上です。


0次情報について、過去にまとめた
投稿を置いておきます。

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