目標、進捗に振り回されすぎないNotionの使用法
はじめに
新しい情報管理では、チームの目標や進捗を登録したりする場面がありますね。あれを個人や今の業種に当てはめて忠実に使ってみると1日が縛られる感じがします。そもそもあれはそんなに必要なものでしょうか?これからの時代は皆こうなるのでしょうか?日常生活では、卵を買い忘れたら二度手間になるのですが、卵を買うチェックリストを作る方が手間がかかる気がしますし、それを消したりするのも手間です。
目標を持つメリットとデメリット
当然、今後こうなるぞ、という目標を設定しないとそれ以上のことはできません。しかしなるようになるという考え方もあります。
目標を持つメリット
方向性が明確になる: 目標があると、何をすべきかがはっきりし、計画的に行動できます。
モチベーションが高まる: 具体的な目標があることで、それに向かって頑張ろうという意欲が湧くことがあります。
達成感を得られる: 目標を達成したときの喜びや満足感は、大きな自信につながります。
目標のデメリット
プレッシャーになる: 目標が高すぎたり、達成が難しかったりすると、かえってストレスが増すことがあります。
柔軟性が失われる: 目標に固執することで、新しいチャンスや方向転換を見逃すことがあります。
焦りや不安を感じる: 目標がなかなか達成できないと、焦りや不安が生じることがあります。
目標に縛られすぎないためのバランスのとり方
当然ですが、内外の情勢や環境が変わるので同じ目標を続けることは困難で、時々柔軟に変えないといけません。
小さな目標: 大きな目標ではなく、小さなステップを目指すことで、プレッシャーを軽減しつつ前進感を得る方法もあります。
目標を再評価する: 目標がしんどいと感じたら、見直すタイミングかもしれません。目標を柔軟に調整することで、自分に合ったペースで進めることができます。
なぜNotionで目標や進捗のテンプレートが多いのか
臨床医は、診療をするので担当する方は違いますが、我々の分野はチームなので、それなりに何をしているかわかっていました。その後、ある基礎研究室に移ったときは、隣の人が何をやっているのかわかりませんでした。みな多方面にわたる研究をしており、お互いがばらばらでした。今のスタートアップ企業に似ているかもしれません。お互いが顔を見せる時間もタイミングもばらばら、リモートなどでコミュニケーションをとることも減っていますし、お互いを理解する、という定義も変わってきています。それをどうメンバーに示すかということが最低限必要でしょう。それのためのボタンではないでしょうか。
一方、それが必要ない業務形態や個人では、それを無理に当てはめようとすると、「Notionはしんどい」と思うかもしれません。
目標に至るためのNotionの違った活用法
私は進捗をあまり使いません。学会の準備をしたかのチェックぐらいですが、これも忘れてしまいます。
どんな方法でも目標に至ればいいのです。「目標に近づくために自分が今日は何をしたか」というのを無理なくデータベース形式で記録していくのは方法です。そうすれば、一歩一歩進んでいることがわかりますし、間隔があけば少しモチベーションが下がっていたこともわかります。あるいは今日は何もしていないと何かしようと思うかもしれません。ともかくいろいろな方法を少しずつして、それとリンクしない形で成果が出るものでしょう。目標を作ることでしんどくなる本末転倒の姿にならないようなお付き合いの仕方が必要ですね。
画像:Chat GPT 4oで作成