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緑色のストッキングnote magazine ⓪序文

中学生の頃、安部公房の「棒」という小説を教科書で読んだ。
今まで読んだどの小説とも違っていて、その衝撃を覚えています。
その後高校時代に読んだ「箱男」の衝撃も、(熱病でうなされながら読んでいたこともあり)際立つものでした。
そこから安部公房愛好者として生き、ことあるごとに古本屋で文庫を買い漁る日々の学生時代でした。


「緑色のストッキング」は、もうきっとないであろう、三ノ輪のよくわからない古本屋で文庫を購入しました。
読了した後、

「これが安部公房の戯曲で一番面白くないか?」
「いつか絶対にこれを公演したい。俺がやるならこれしかない」

という思いが去来しました。

それは今も変わっていません。

この機会にこのクラシックな名作を、この世に放てることを幸運に思います。本当にできる限り、とはいっても初演の紀伊國屋ホールよりも明らかにキャパの入らないハコですが、出来る限り多くの人にこの芝居を見てもらたいと思っておりますので、ある程度連続したnoteマガジンを作成しようと思いました。
目指せ万バス、目指せ全売り止め。よろしくです。


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