海のギャング?サメの怖さと「シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)」について。
サメさんって怖いですよね。
自分は怖いです。目がね・・・。魚類って基本まぶたって概念が無いと思うのです。常に目ん玉かっぴらいた状態で生きているわけで・・・。
そして「人を襲う」可能性があること、「人を襲う」ことができるならそれなりのデカさが必要なわけで、そういったデカイ魚類がヒトのホームでもある「陸地」じゃなくてアウェイに該当する「海」と言う足もつかなければ素早く自由自在に逃げ回れず海面に浮上しなければ呼吸も基本出来ないというデメリットだらけの環境を相手はホームにしているわけで・・・怖いって思わない方が不思議?と思うのです。
シャチよりクソ弱いぞって話はまた今度するとして・・・。
シャチは「クソ頭がいい」のでなんかまだ「話し合って分かり合えるかも?」って気持ちがあるんですが、魚類は知能がどうしても・・・哺乳類に比べると劣ってしまう部分があるので話自体が通じ無さそうってのも怖さに拍車をかけているのかもしれません。
そういったサメの話をしたいです。
〇サメの怖さと一匹オオカミ
サメって聞いた時、どんなイメージを持ちますか?
私は、一匹狼で、時折川にもさかのぼってきたり・・・、基本的に海表面をふわーっと泳いで、ダイビング中に出会ったりしてビックリする、と言った存在だと認識しています。
そして人を襲う可能性がある、ということ。
後は狂乱索餌(きょうらんさくじ)と言って普段はある程度落ち着いていても、血の匂いなどをかぎ取った時に一種の狂喜乱舞?興奮状態に陥り、目の前の獲物に対してしゃにむに言わずに突撃してかみちぎる・・・と言った捕食行動をする子たちと言った認識があります。
総じて、人に危害を加える可能性がありますよね。そういった影響なのか、本能的に「恐怖」を覚えるビジュアルをしているかもとも思います。
ダイビング中であったり・・・船が万が一難破して溺れてる時とかにこんな魚類が近づいてきたらもう怖いですよね。Youtubeとかだと、突き漁(素潜りでの槍漁)でShark attackとして動画が上がっていたりします。怖いもの見たさでたまに見たくなっちゃうんですけど、ホラー動画見るより夜眠れなくなりますね。怖いですね・・・サメは本当に。
そしてサメ・・・ですけど、基本的に一匹狼って感じがしませんか?基本的にサメって体躯が大きいので捕食量も多いはず・・・と思っております。そんな捕食量を毎回Keepできるかと言われると、難しいのかなあって思う気持ちもあったりして。
それだとすれば、群れて10匹以上単位で動いてたりすると、集団で狩りをしてもありつける餌の量は少なくなっちゃいますよね・・・。
そう考えると、一匹で基本群れないで過ごすってのは最適解なのかもなーって思いながら、最適解とはいえ一匹でも怖いよな・・・って思うのです。
一匹でも怖いのに、逆にホオジロザメみたいなのが群れてたらもう恐ろしいどころじゃあすみませんね・・・。
でも一匹狼で孤高な存在でたたずんで海で過ごすってのはかっこいいかも。
怖さの方が増しますけど・・・。
〇ホホジロザメって怖いよね
映画「ジョーズ」の元ネタになったサメです。元祖人食いザメって感じがしますよね。サメ映画ってあんまり見たことないんですが、大体モチーフはこの子たちなのかなあって思います。
こわいナアって思うのは、後述する「ヨゴレ」とかは基本的に沿岸ではなく、遠海を泳いて周回するので基本的に海を泳いだりダイビングしたり、基本的な漁をする上では遭遇機会が少ないのに対して、ホオジロザメって沿岸~湾岸、果ては海岸線近くまで泳いでくることがあり、基本的に「海表面」をふよふよ泳ぐってのがまあ人間から見れば「遭遇機会」自体が多くて・・・恐ろしいですね。
実際に分布範囲としてもほぼ世界中の海に分布するらしく・・・、どこ行っても会う機会があるとんでもない捕食魚なわけで・・・怖いですね。
知力についてはやはりサメも魚類であるが故、本能有利に働く部分も強く、先程上述したような狂乱索餌状態に陥ればもう手の付けられない興奮で目のモア絵の血を流す個体を食い荒らすわけで・・・説得と言うか言葉は全く通じないですよね。そこが恐ろしいですね。
人間が仮に・・・シャチさん達をてなづけるというか陸は人間、海はシャチのように同盟を結びお互い助け合うことができるなら・・・、海中でシャチさんたちを使役しサメを追っ払うこともできるでしょうけど、貧弱な体躯の人間では・・・ましてや銃などは海中であまり使えないという制限の中・・・どうやったらサメに対抗することができるでしょう?できないと思うのです・・・。
話の通じない本能に生きる海のギャング・・・恐ろしいですね・・・。
群れたら、それこそ最強なんじゃないかって思うのです(シャチには負けるとは思いますが・・・)。
〇サメの中でも「群れる」サメ!?シュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)について
シュモクザメって、水族館とかで飼育下におかれていませんか?確か大阪の海遊館にはいたような・・・記憶があります。
見た目がハンマーみたいだからハンマーヘッドシャークって言われてるんですよね。そこは可愛い。あとは他の人食いザメ達に比べると小さめってのも、また愛嬌があります。・・・水族館で見る分には、ですが・・・。
この子たちは見た目のビジュアルの他に特徴的な部分があって、サメにしては珍しく「群れやすい」という事が挙げられます。
よく海の恐怖画像集とかで、海表面にいっぱいのシュモクザメが泳いでる写真って見たことありませんか?
どうやらこの子たちは割と意識して「群れ」を作る種族らしく・・・。
更には分布としては遠洋には基本的に住処を作らず、基本的に大陸に近い部分(沿岸)を中心として泳いでいるらしいのです。
時折・・・海水浴場の沖合レベルにも出没するとか聞きます。恐ろしいですね・・・身近にいるってことで・・・。(ホホジロザメも理論上来る可能性はあると思うのですが)。
海水浴場レベルの場所にも来るってことは、遠浅の海岸沿いであれば居る可能性があるというわけで・・・ダイビング等でも出会う確率があるという事ですよね。
こわいですね・・・・・・・・。只あんまり人を襲ったケースは少ないという報告があるのがせめてのもの幸い(?)かもしれませんが・・・。
ダイビングを自分が仮にしたとして・・・その時に群れ作ってるこの子たちに出会ったら・・・食われずとも失神死するかもしれない恐怖がありますね・・・。
遠目で見る分には、可愛いと思うんですけどね・・・。水族館とかでも飼われているわけなので・・・。安全な位置から見る分には可愛いと思います。
後、顔の構造上前があんまり見えにくいらしいっていうドジな面はちょっとかわいいですね。サメ全般に言えることなんですけど、鼻先をグっと抑えられると何もできなくなってしまうらしくて・・・そこは可愛いと思います(Shark attack時の対応として、鼻先をぐっとつかむことが一つの対処法?と耳にしたことがあります。真偽については分かりかねるのですが・・・)。
〇ヨゴレ(サメ)
名前の由来はなんなのでしょう?「汚れ仕事(=人食い?)」を請け負うから?なのか、単純になんでも捕食するからなのか・・・。分からないのですが、名前の不気味さも相まって自分はこのサメがサメ類の中で一番怖いです。
幸い?なのか・・・、基本的に沿岸には近づかずどちらかと言うと外洋をふよふよと泳ぐタイプのサメらしいため、あまり人間と遭遇する機会はないらしいのです。
その分、どういったサメなのか詳細もわかっていないわけなのですが・・・。
外洋まで人間がいくことって、遠洋漁業か・・・はたまた、世界一周等の大陸横断レベルの船旅くらいでしかないと思うんです。
だからこそ・・・詳細が分からないというわけで・・・。
基本的には名前の怖さにたがわず人を積極的に襲う?らしいとされています。
こわいですね・・・。専門家の方からすると、最も危険なサメとも言われたり・・・。名前にたがいませんね、怖いですね・・・。
Wikipediaの情報なので、本当に正しいかどうかは確実にわかりかねるのですが・・・、この子達は外洋中心に住処があるので基本的に「海難事故」(沈没とか)の事故で結構人を襲うらしく・・・。
船の海難事故で沈没した際、積極的に襲ってくるサメ?とされているらしいです。
これは恐ろしいですよね、見渡す限り海しか見えず、海底も見えない深い海の表面に放り投げられた状態で・・・武器もない、浮き輪がかろうじてあるかもしれない位の状態でこのヨゴレ達に襲われたら恐怖も恐怖、とんでもない恐ろしさの中・・・生き残ろうと努力しなきゃならないわけで・・・。
恐怖に拍車をかけますね。
後は見た目がガチで「殺人者」って感じがして、ホホジロザメよりも狂気に満ちた見た目をしていて怖いです。他のサメよりも「目」が逝っちゃっている気がして・・・、より恐怖を感じます。
〇番外編:プランクトン主食のサメ
サメって基本的に肉食性で、何らかの小魚~大型の獲物を捕らえて食べるイメージが大きいですけど、中にはプランクトンをこしとって食べるタイプのサメもいて・・・、ジンベエザメ、ウバザメ、メガマウス等が居ます。
それについては↓の記事で個別に書いたのですが・・・。
正直、ジンベエザメは水族館のアイドルになりうる見た目してるなあって思います。だけど・・・他のサメは口が縦に大きくて怖いなって思うのです。
いくらプランクトンしか食べないといっても・・・飲み込まれそうな雰囲気が強くて。
やっぱりサメはサメですね。でも海遊館にいるジンベエザメは必見ですよ。
とてもかわいいです。まあ・・・リアル海で見たらビビっちゃうのは必至だと思いますが・・・。
〇オンデンザメってどんな子なんだろう
あまりこの子については私も詳しく調べたことが無いのです。
少なくともプランクトン食ではなく肉食?らしいのですが如何せん「深海魚」に分類される子らしく、とんでもなく「長寿」ってこと以外はあまり詳しい事を耳にしたことが無いのです。
でも深海魚のサメってのは、かっこいいですね。見た目も他のサメに比べたらまだちょっとだけほんの少しだけ愛嬌があるくらいで・・・済んでいるような気がしますし・・・。
まあ他のサメに漏れず実際に海中で見たら卒倒する自信がありますが・・・。
深海にいるサメ、良いですね。と言うか、深海魚自体がまだわからないことだらけな中・・・、生きているうちにいっぱい明らかになってほしいなって思うのです。
オンデンザメもまた詳しい生態が分からないので・・・どういった生態なのか、詳しく知りたいですね。
〇終わりに
海の生物は好きなので、サメシリーズを書いてみました。
海に対しては元々自分、根源的な恐怖を感じるタチなので、サメじゃあなくてもある程度でっかい海洋生物であればビビる自信があるのですが、知識として知る分にはすごく好きで、安全地帯から海洋生物を見るのはとんでもなく好きなので、今回サメについて絞って書いてみました。もちろん今回紹介した以外にもたくさんサメはいます。メジロザメとか。あとはネコザメ、イヌザメみたいなちっこくて人を襲わないタイプの可愛いサメも・・・います。
うーん、サメって色々いますよね。水族館で全種類見れたらなあ。
ヨゴレも怖いなって思いながら、水族館で見れるなら見てみたいですね。
サメはかっこよさと、怖さが5:5くらいで存在している生物だと思います。
是非リアルで「海中以外」からサメを拝みたいなア・・・。水族館でシュモクザメ、ジンベエザメ以外で見れるところってないですかねー・・・。
是非、一度だけでもいいのでガラス越しにホオジロザメとか、見てみたいです。
シャチは人に馴れるので結構水族館で飼われてたりするし、可愛いし見に行くのですけどね・・・(鴨川シーワールドとか)。
いずれにせよ、サメはこの先の人生の中で何回かは生で見たいなって思っています。そんな記事でした!
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