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バレンタインのラブレター アルフィーからアル中へ
ライブが出来ないと
夜空の月さえも武道館に思えてしまうよ
あなたはラジオや配信の向こう側にいて、本当の生のアルフィーを忘れてしまっていないだろうか?
ライブがないと、アルフィーだって木枯らしに抱かれて吹き飛ばされてしまう
薔薇の花束を敷き詰めた道さえ何だか怖い
ライブがないと
冷たい通り雨に溺れてしまうかも
ライブがない日々なんて
他の仕事で忙しくても充実感がいまいち
もし、もう一度ライブが出来るなら
お客さんを沢山入れてライブが出来るなら
春の芽生え 夏の日差し
秋の雨も 冬の風も
何気ない日々 そのすべてが
生きる力に変えてくれることを
アルフィーも再び気付くことができるのに
ライブがあれば
「今年の冬は少しも寒さを感じませんでした」って、言えるのに
ライブがあれば
雨にも風にも負けないタンポポのように
未来に何が待っていようとも
負けない夢を心に誓うことを
分かち合えるんだ
時々夢にみるよ
ファンのみんながアルフィーの歌やコントを喜んでくれる夢
親切なアル中達から知らなかったことを教わる夢
ライブで一緒に歌い、笑い、シャウトして泣く夢
まだやったことのない場所で夏の野外イベントをする夢
早く元に戻ってほしい
ライブが当たり前に出来る社会
あなたは寂しくないの?
ファンと一緒にライブが出来ないとアルフィーだって迷子になりそうだよ
そして、いつかの未来
沢山のアル中が武道館を埋め尽くしている
そうだよ、やっぱりここでライブをやろう
体がライブの感覚を取り戻してくる
毎日が歌声で楽しくなる
Flower Revolution も花開いて
Yellow Sunshine を浴びて
僕らアルフィーは、ファンたちの背中に天使の翼をあげよう
メビウスの輪の中から脱け出す方法も教えてあげよう
Candle Light も聖夜も忘れないよ
ねえ、だからアルフィーのこと
ライブがどうなるかわからない悲しみの雨が、雪に変わろうとも
守ってほしいんだ
今は、アルフィーとアル中のソーシャルディスタンス
だけど
理想と挫折 繰り返しながら 未来を変えよう
1つになれるよね
We are the ONE
(Dedicated to 「だいすき。」/アンドレ・ダーバン 作/ 角田光代 訳)