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【コロナ対策】感染者視点から考える、私たち一般市民にできること
私は今週火曜日、PCR検査の結果で新型コロナウイルスに感染したことが分かった。
日々全国の感染者数が増える現実がある一方で、これまでコロナはどこか「他人事」のような気がしていた。本当に情けない話だ。「とりあえず」マスクをつけておけばいいんでしょう、「とりあえず」アルコールで手を洗っておけばいいんでしょう、「とりあえず」...
運良くすぐ予約できたPCR検査を行ってくれたクリニックでは、「医療崩壊」の寸前を目撃した。受付の電話は鳴り止まない。それでも受付の方はひとりひとりにとても丁寧にコミュニケーションを取っている。「サービス残業が嫌だ」なんて言っている暇もなく、当日の検査結果を営業時間外にすべての患者に一つ一つ電話をかける。本当に今更なのだが、そんな医療現場を目のあたりにしてから、私にできることはないかと考えるようになった。
メディアの報道を見る限りでは、今回のオミクロン株感染では軽症者が多いようだ。私の場合も、幸い症状は軽症だ。喉の痛み、発熱、倦怠感など、風邪やインフルエンザの症状とあまり変わらない。軽症者が多いからこそ、まだ動ける一般市民の私たちにも出来ることがたくさんあるはす。そこで、この記事を書きたい。
基礎を怠らない
アルコール消毒、手洗い、うがいなど基礎的なコロナ対策は必ず怠らない。
自分で、自分の濃厚接触者に連絡
東京都の一部の区などではすでに始まっているようだが、感染者自身が「自分が濃厚接触者にしてしまった人」をあぶり出して直接連絡することはできると思う。濃厚接触者のあぶり出しはなかなか難しいが、以下が私の行ったやり方である。
症状発生から、4日前程度まで遡りいつどこで誰と「濃厚接触」した可能性があるかあぶり出す。オミクロン株の潜伏期間は2-4日間と言われることが多いので、4日とした。
4日間いつどこで誰といたか思い出せない人は、グーグル・マップの移動履歴を見てみると良い。
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ちょっとテクノロジーの進歩を恐れたくなるレベルで正確に、自分がいつどこにいたのか示してくれる。詳細は以下リンクから。
仕事の共有/引き継ぎ
これだけ感染が広まっていると、次は我が身だと身構えておいたほうが良い。そして、いくら軽症とはいえども、働けないケースがあると思う。それは1) そもそも体調が優れない 2) リモートで働けない などのパターンである。
この時に備えるという点で、早めに自分の仕事を自分じゃない人でも出来る状態にしておくべきである。これはつまり、他人の仕事についても然りである。また、できるだけ多くの仕事をリモートでもできる状態にしておくというのも1つできることである。自分のチーム内で感染者が増えた場合を想定して、リスク分散しておくべきである。
「楽しく、快適な」自宅療養生活の準備
特に一人暮らしをしている人向けに、最低10日間完全に一人で一歩も外に出ず「楽しく、快適な」自宅療養生活をできる術を共有したい。10日間誰ともコミュニケーションを取らないのはなかなかメンタルがきつい。また、感染してからだと、近くのスーパーにも買い物にいけないし、行かないほうが良いので早めの準備をおすすめする。
コロナ自宅療養中にあって心から感謝しているもの5選
— nothing_desu (@nothing_desuu) January 29, 2022
1. Amazon Fire Stick - 最強の暇つぶし
2. 布団乾燥機 - 速攻汗対策
3. 解熱剤 - もちのろん
4. 追い焚き機能 - 風呂で心も体も休憩
5. 家族と恋人 - いなかったら餓死してた#コロナ対策 #オミクロン株 #隔離生活
Amazon Fire Stick
コロナだけに限らず、とにかく療養中は暇なので10日間暇つぶしできるものを用意すると良い。もちろん睡眠などの療養が最優先だが、24時間✕10日間=240時間寝続ける訳にもいかない。
ちなみに僕のおすすめは、ディズニープラスに加入してアベンジャーズシリーズを一気見すること。映画の公開日と、物語の順番が複雑だし、登場人物があまりにも多いので頭を使いながら楽しく戦隊モノを見て過ごすことができる。
布団乾燥機
またまたコロナ特化型でなくて申し訳ないが、布団乾燥機は最強である。発熱しているときなどは、夜中に汗をかくことが多いが、汗びっしょりの布団とシーツで寝ていては悪循環である。
汗をたくさん書いて目が冷めたときには、すぐに布団乾燥機をスタートして、その間にシャワーに入り、その間に風呂を沸かして体を温める。長風呂から上がった頃には布団は乾いていて、また心地よく寝ることができる。毎回洗濯して、乾燥させてを待っている時間と元気はない。
その他
解熱剤と追い焚き機能については割愛。家族、恋人にすぐ頼れない人は10日間出費はかさむがウーバーイーツなどのデリバリーに頼ろう。
医療従事者に「感謝」の気持ちが伝わるようなコミュニケーションを
最後に、一般市民の私たちが出来る事は医療従事者に感謝の気持が伝わるようなコミュニケーションをすることであると思う。
自分の体調が悪くて、口が悪くなったり、自分のエゴが優先するのもわかる。しかし、医療従事者の方々は本当に今また大変な時期を迎えている。いつ終わるかもわからない、エンドレスな電話や検査に苛立ちを覚えることも少なくないだろう。そんなとき、私達一般市民の対応が悪かったらどう思うだろう。我々が感謝の気持を持って接するだけで、精神的な負担が軽減されるのは想像に難くない。