わたしとヨガ②フリーランスになりたての時
「不安すぎて眠れない」
念願のヨガの先生になった!
海外に行って資格を取って帰ってきた。
緊急事態宣言。
オンラインレッスンからのスタート。
でも、
生徒さんは0。
インスタフォロワー100人くらい。
どうしよう。
ヨガの資格を取る時に
習った先生が瞑想の先生だったから、
「ヨガ」と言う言葉に「瞑想」が含まれていることを知った。単なるボディーワークだと思ってたものが、
瞑想とかサーマディーを目的とするものなんていきなり言われて正直「やばい」と思った。
けど、瞑想が少しずつ好きになった。
職なし、実家暮らし、28歳。
瞑想がしてても不安が募る。
どんどん思考が増えていく。
「会社員に戻ろうか」
「派遣に登録する?いやそんな情勢ではない」
ヨガの業界を外から見ると、
可愛くて、キラキラしてて、芸能みたいだった。
だからこそ、容姿コンプレックスは深まり劣等感と焦燥感に溢れてた。
でもやらなきゃ、インスタ。みたいな。
(今となっては、たとえ可愛かろうが、芸能だろうが、ヨガ業界の大御所だろうか、そうじゃなかろあが、みんなフラットに尊敬している1人の人間。ただそれだけ。)
とうとう、暇なのに眠れなくなった。
ヨガの練習をしても、瞑想をしても、
眠れなくなった。
当時のパートナーは会社員だった。
すごく、すごく、ズレを感じた。
不安で焦って、何かしら動いてないと、
落ち着かないわたし。
正直何を言われても、何も聞き入れられなかった(笑)
「価値観のズレ」がこんなに如実になるこれ以上のことはないと思う(笑)
楽しいこととかする前に、どうにか仕事をたくさんしたい。というか、繋がりをつくりたい。
パーソナルな繋がりは正直このとき放棄したかった(笑)わがまま。
そんなときに出会ったのが、
「ヨガニドラー 」直訳すると眠りのヨガ
だった。
ボディーワークを30分したのち、
仰向けで瞑想すると言うもの。
瞑想といっても静寂ではなく、
ずっと先生が話しかけてくれている。
"ガイド瞑想"。
頭の中の中の思考がどんどんと溶けていく。
寝たの?と言われたらそうじゃなくて
起きてたの?と言われたらそうじゃない。
これが「まどろみ」の状態だと知った。
信じられないほどに気持ちが良かった。
しかもすごいのはその後。
ヨガニドラーの後は、
ひらめき力が上がって、ポジティブな気持ちになっている。昼間にやっても、夜よく寝れる。
なんじゃこりゃ。
わたしの"コロナ無職鬱"を救ってくれたのは
ヨガニドラー。
すぐに勉強することを決めた。
今でもおぼえてるけど、
習いたい先生の直近の講座は大阪開催。
全然行く気だったけど、コロナでオンライン開催になった!ラッキー。新幹線代でもっと勉強できるじゃん。(とにかく学びたい気持ちが200%)
学んでもっと好きになった。
これ、スピリチュアル的な話だけじゃないじゃん。
脳科学で、心理学で、ロジックじゃん。
でも、哲学があって、4500年の歴史も持っている。
正直なところ「胡散臭いやつじゃない。」ってのがまじでよかった。
めっちゃ、めっちゃ、練習した。
勉強した。ヨガニドラーについても周りのエセンスについても。
それが安心材料でもあったしね。
そして、その後、気づいたんだけど、
わたし「声低い」。
人に気に入られようとする時とか、
緊張してる時とか、
媚びる時は高くて気持ち悪い声を持ってる。
でも、基本、声低い。
じゃあ、気持ち悪い声は封印して、
どんどん好きな声でしゃべってこ。
ヨガニドラーはそれが合う。
だから、どんどん気持ち悪い声を消していった。
今もボディーワークのヨガのクラスで言われることがある。
「マミ先生ってナチュラルにクラス入りますよね。
ヨガの先生〜みたいな感じじゃなくて、会話しながらヨガしてるみたい。」って。
好きな声で喋りたくて、こうなりました。
気づいてくれてありがとう。泣いちゃいますよ。
ここだけの話、気持ち悪い部分と向き合うのは、
すごく苦しかったです。
でもいま、自分のヨガニドラー、ヨガ、日常の声がとても好き。
ヨガニドラーとの出会いから、
その後声の話までしちゃったから、
すごく読みづらいところもあったと思う。
読んでくださって、ありがとう。
それでね、何が言いたいかって、
わたしは弱い部分とたくさんたくさん向き合って、
ときには泣きながら、すごくモヤモヤしながら、
今の陽的なカタチになりました。
もし、今少し、そんなところにいる人に、
届くといいなと思うし、そんな人には全力でヨガニドラーをしてほしい。
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「ゆるろむ」主宰
植田マミ