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週刊スガワラ(1月27日〜2月2日)

1月27日
1日中偏頭痛に悩まされる。36歳にして本格的に偏頭痛デビューしてしまった。
薬が効いているとはいえ、たまに突然くる頭貫通させたいのかと思うくらいの容赦ないみさえのグリグリ攻撃ばりの痛さに表情が歪み、その動かした表情によりさらに痛みが走るという激痛のリレーが永遠続いていた。
そんな中行われたハローワークでの説明会と、1本の打ち合わせ。
表情も変えず、たまに激痛でナベアツの3の時の顔になり汗をかきほとんど頭に入ってこず終了。

途中休憩に喫茶店でスズキナオさんの「遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ」を読む。
どの章も身近にある環境や、モノを見つめ考え体験し満喫する様子が細かく綴られていて読んでいてワクワクと、ほっこりする。
その中で、巷でいわれている「優しい味」ってどんな味?というのを話し合っている章を読んでいて興味深かった。

調べてみたら、デイリーポータルZで全編読めたんだZ!!

結果が1位 白湯、2位 母乳、3位 たまごボーロで思わず優しく微笑んでしまった。と、同時にズキンと頭に痛みが走りナベアツがアホになった時のフェイスに。
優しい味といえば、だし巻きとか、うどんのつゆとかやっぱり出汁系とかかなと安直に想像してしまうけど、考えてみると誰が作ったかによって「優しい味」は生み出されるのかもしれないとか思った時「頭使うな!エイッ!」とまた痛みが走った。

偏頭痛本当に恐ろしい。
バファリンを飲んで半分の優しさと布団の暖かさに包まれて早めに眠った。

1月28日
偏頭痛悪化により、1日ダウン。
終日痛さにうめいて、何もできず終わる。


1月29日
偏頭痛の痛みが嘘のように消え、まさに偏頭痛一過な水曜日。
明日〆切のためTAKAGI RIO WORKSで編集を担当しているZINE「ドローイング天国HEAVEN 第六集④」の入稿作業を進める。
イラストレーターのリオ君が毎月制作している作品や、ラフの断片などをデータでもらいそれを僕の方でコラージュをしたり、違う作品を組み合わせてみたり別の形にして再構築して10ページにまとめるといったZINE。
これを4年間毎月ふたりで休まず制作している。

毎回テーマだったり心境のメモがついてきて、それを参考にする時もあったり、全く見ずに完成してから答え合わせのような感じで確認を行いテーマが近かった時は「うりゃぉっ!」とヤンキーよろしくガッツポーズしたりしている。

今回のテーマは「6分間という縛りを設けて書き上げる」ということで、僕も1つのコラージュ編集を6分間でやってみようと挑戦してみるもPC上で虹色の玉は回るは頭の中でも虹色の玉が周りタイムアップしてしまい断念。
「6分間」というところから「時間の経過」ということを意識しながら無事今月も入稿。

いつまでも続けたいライフワークである。
そして、誰かに見届けて欲しいワークでもある。


1月30日
定食屋にて夜、アジフライ定食を食べる。
別皿についているソースが甘いお好み焼きのソースで、びっくりした。
これは、関西あるあるなんだろうか。
いつもは、タルタルメインで食べるところを初めて食べてその相性の良さにソース枯らすほどしみしみにして白米を食べて大満足の夜だった。


1月31日
露店営業許可申請をしに保健所へ。問題がなければ2月中旬から大阪府内のイベントへ出店ができる。
難しいところもあるけれど、キッチンカーで参加させていただいていたイベントなどにも可能な限り出店したい。
もちろん、それ以外の露店という新しい形体になれたから出れるイベントにも積極的に出ていきたい。
夜は、映画パストライブスを鑑賞。

劇中に出てくる主役の二人と同じく現在36歳というのも相まって劇中共感をしたり、「いやいや!それは・・・」っと画面に手を伸ばしてしまったり、二人の行動に赤べこのように納得の頷きを繰り返したり、話し上手な同世代の友達の半生を聞いているかのような映画でずっと感情を心地よく揺さぶられ楽しい時間を過ごせた。
本作の中で重要な言葉「イニョン」
イニョンとは偶然ではなく運命によって引き寄せられた縁のことを言う仏教からくる言葉。
人と人が出会うこと、それが一瞬のすれ違いでも、深い絆へと育つ関係でも、すべては目に見えない糸で結ばれた特別なつながり。時間や距離を超えて巡り合う奇跡のような出会いのことを指す言葉なのだが、このことの要点をバシバシと一切の無駄なく押さえている自然な台詞をいい温度感で展開されて良かった。

見終ってからの余韻がすごく、今世でずっと大事にしている頭の中にある誰にも話すつもりのない、思い出を久しぶりに引っ張り出してギュッと抱きしめてしまった。

この映画の良さがわかる人生で良かった。

恋愛映画というより全然あり得る友情の話でもあり、夫婦の信頼と絆の話でもあって・・・イニョン映画でした。

ヘソンがニューヨークに来てからの風景の切り取り方がソールライターっぽかったり、全編過去から未来を左から右という流れで表現していたり演出の部分もわかりやすいけど染み入る味わいでそういうところも素敵だった。

その後、パストライブスから着想を得て作られたMONO NO AWAREというバンドの「イニョン」という曲が日本語版主題歌すぎて良かった。

あんたにはまたどっかで会うわ

2月1日
初夏にやろうとしているイベントタイトルを考えていて、意味はもちろん声に出した時の響き、字面がバッチリなタイトルができて念の為単語ごとに類似のイベントや関連ごとがないか検索をしたら、イベントタイトルの一部が某大河ドラマの英語タイトルとなっていて思わず、てやんでぇっ!!
だけど、近所のスーパーでそれを上回るしっくりタイトルを閃き落ち着く。


2月2日
春に大阪市内で1本出店が決まる。
雰囲気が良くて、色々な人と交流ができるイベントなので、また呼んでもらえてとても嬉しい。

自戒を込めてキッチンカー時代から思っていることなのだが、イベントでお客さんが気持ちよく過ごせることはもちろん重要なのだけど、それと同じくらい出店者も気持ちよく過ごせるのも重要だなと感じている。

ただ出店場所が用意されていて、そこで淡々と準備して時間がきたらヌルッと始まり、片付けして運営本部に出店料支払って帰るというイベントにはできることならもうあまり出たくはないなと考えている。
やっぱり、良いイベントは主催の方や、現地スタッフ、ボランティアの方々が細かくケアしてくれる。それと、身内ノリではなく全方位楽しませるぞ!楽しんじゃうぞ!楽しみましょうよ!と熱を帯びているスタッフが必ずいる。
駐車の誘導や、営業中に食べにきてくれたり、食べないにしても話しかけてくれたりそういった些細なことで出店者としては「絶対にぃ〜成功させようねぇ〜!」とイベントの成功のために奮闘したくなるのだ。

こちらからも話しかけるけど、こちらにも興味を持って欲しい。
自戒を込めて。

最後に、美味しいみかんの見分け方を教えてもらったので載せて終わります。
ボコボコ ヘタは小さい 平たい 皮が薄い 色が濃い
以上のポイントを押せえてディグして美味しくビタミン摂取して冬を乗り切りましょう!

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