One-time life
私のスマホの背景には「one-time life」という文字がある。
one-time life(人生一度きり)は、私の推しがよく口にする言葉であり、そして私が大事にし続けている言葉だ。
何故、大事にしているのかというと、過去に一度本当に死ぬかもしれないと思ったことがあるからだ。
私は昔、事故にあったことがある。
幸い、大事になることはなく軽傷で済んだ。
でも一歩間違えれば、私は今いない者となっていたかもしれない。
今まで、私は事故とは無縁の人生を歩むと思ってきた。
信号は青になってから渡るし、イヤホンをつけたまま
自転車だってこがない。他にも色々気をつけている。
でも事故にあった。
頭の中が初めて、バケツに入った水が一気に流れ落ちたかのように真っ白になった。
もうこれ以上速く頭が真っ白になることはないだろう。むしろ、そう願いたい。
アニメなどでよくみるあの、「事故直前全てがスローモーションになる」のを経験した。
事故がこれから起こるんだという事実
さらにこの事故によって待ちに待っていた推しのイベントの当落が分からないままになるかもしれないという絶望
様々な感情を抱いて,でた思いが
「あ、終わったな…私。」
人って、予想もしなかったことでも本当に命が絶つ時は絶つらしい。
それを理解したからこそ、日々後悔せず生きていきたい…そうしっかりと思うようになった。
私には、誰にも言っていない夢がある。
それは
「私の人生を豊かにしてくれたアニメや本の先生方に直接感謝を伝えること。」
叶えることは難しいかもしれない。だから家族にだって、10年以上の仲である親友にだって言っていない。
これを言って何て返ってくるか予想がつくから。
でもやっぱり叶いたいことに嘘はないし、言霊といわれるようにこうしてかくことで夢の第一歩になるのではと思ったので、ここにかかせてほしい。
そして夢を抱くことにお金なんてかからないし、目標があることは自分の性格上いいことだと思っている。
人生何が起きて何で命が終わるか分からないのなら、抱いていた夢だって、突然叶うかもしれない。
人生一度きり…最初は推しに影響されてだったが、今ではしっかりと自分の人生の軸になっている。
私はいつか命が終わる。
転生も巻き戻る能力も何もない、人生たった一度きりの人生なら
やりたいこと、挑戦してみたいことはやって
そして後悔しないで命を終えたい。
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