原画展
去年、人生初めて大好きなアニメ作品の原画展に行った。
当たり前だけど、どこをみても素敵な原画やアニメの参考資料などが置いてあって…
とにかく幸せな空間だった。
この作品を生んでくださった漫画の先生、そしてアニメにしてくださった制作関係者の方々に感謝しても仕切れないくらい本当に最高な時間だった。
ここまで細かく描かれてあるんだ!…
だからこういう行動とったのかな…
あ、これってまさか…
なんて1人参戦だったのもあって頭の中は、沢山の感情でいっぱいになっていて
時には好きな場面の原画や映像をみつけて涙腺が緩んでしまったり…
また時にはクスッと笑ってしまったり…
そんな終始感情が忙しかったけど、そう感じる時間さえも幸せに思えた。
周りには私と同じように、涙してる方や笑っている方が沢山いて…
1つの作品にこんなにも多くの方の感情を動かしてしまう力があるんだということに
凄さとそれを作り上げた先生に対する尊敬の気持ちがこの原画展を通してこれまで以上に強く感じた。
原画展に行く前は、原画展に行けてるだけでも最高なんだからグッズは我慢しよう…そこまで幸せを感じてしまったら後に自分がどうなってしまうんだ…何て
何週間前から謎の葛藤をし続け、行きの電車の中で頑張って心に決めたはずなのに…
いつのまにか、原画展を出るとそのままグッズ売り場へと足を進ませ、そしていくつかの商品を手にレジへ向かいお金を払っている自分がいた。
やはり、作品の愛を感じられた後にグッズ売り場を無視などできるわけがなかった。
改めて自分は興味が湧くとそれに一直線になる
いわゆるオタク気質な人間なのかもしれない…そう思った。
でもそのおかげで、こうしてこの作品にも出会え、そして幸せを感じている。
小さい頃は嫌いだったこの自分の性格が、今は好きという感情へと徐々に移りつつある。
今、何も文章構造何て考えず自分の思いのまま
ただただ言葉を綴らせてしまっている。
読んでくださっている方々に上手くこの思いが伝わるか不安だが、とにかく私はこの秘めた思いをこうして文という形にできただけで嬉しい。
お風呂上がりに冷たい飲み物を飲んだような、そんなスッキリとした感覚になれたから。
誰かに共感してもらえなくてもいい。
もちろん共感してもらえたら、それ以上の嬉しさはないが…。
とにかくこの気持ちを伝えられた、共有できただけでも今私はとても幸せだ。
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