ノーツのファイルが大きくなったときにできること

はじめに

　人気があるノーツドミノのアプリはユーザーがデータを蓄えるため、ファイルサイズが大きくなります。このときにできることを考えてみましょう。ユーザーの業務を邪魔しないで問題を解決する良い方法が見つかると嬉しいです。

何が問題なのか

　ファイルサイズには上限があります。上限に達しなくても読み込みに時間がかかるようになります。トラブルが発生したときのメンテナンスにも時間がかかります。検索用の索引（全文索引）のサイズにも上限があるため、データが多すぎるままにしておくと、検索できないアプリになってしまう危険があります。

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　このようなノーツドミノで「使われるからこそ発生する問題」には、「アプリやサーバーのパフォーマンスが悪い」ことや「正常であることの確認」などもあります。『つくる』ことを得意とするシステム構築会社やエンジニアの盲点らしく、維持管理をおこない構築や開発もできるカミュプリィにまわってきやすい問題になります。
　カミュプリィはシステムの維持管理のメンドクサイを代行します。論理的な思考ができるエンジニアが維持管理の業務を遂行し、手順を見直したりアプリやツールを作成したりと合理化を推し進め、業務量を減らします。
　長期間にわたって業務を担当することが前提の維持管理に経験豊かなエンジニアを関与させるカミュプリィでは、ユーザーの利便性を考慮した使える対策をじっくり考えることができます。
　カミュプリィのホームページから「こんなメンドクサイことがあるよ」とお問い合わせください。まずはメールやオンラインミーティングから始めましょう。

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一般的な対策

　アプリを使っているひとに「ファイルサイズが大きくて困っている」と伝えてみましょう。削除してもよいデータや、あまり使わないデータがあることを教えてくれるかもしれません。どの対策がよいか方向性が見えてくることでしょう。

データを圧縮

　リッチテキストや添付ファイルを圧縮するデータベースの設定があります。ファイルアクセスに心配があるサーバーでは、データを圧縮して、ディスク読み書きのデータ量を減らすとよいでしょう。
　ネットワークを流れるデータを圧縮することもできます。こちらはサーバーとクライアントの両方が圧縮の設定をオンにすると有効になります。

ビューの索引を別のファイルにする

　ノーツのアプリを開いたとき、最初にあらわれるのはビューといわれるデータがリストされた画面です。このビューを速く表示するためにあらかじめ索引がつくられており、ビューが多めのアプリではファイルサイズの半分くらいを占めることがあります。ビュー索引をデータベースファイルから外だしすることで、ファイルサイズを小さくできます。

ビュー索引をデータベース外に移動する

ちょっと高度な対策

　今までの対策では検索用の索引（全文索引）を減らしていません。ここから先の対策はユーザー、開発、維持管理の労力をともなうものになりますが、より多くの問題を解決します。

アプリを分割

　ひとつのアプリが大きいのなら、ふたつのアプリにしてしまおうというのがよくあるわかりやすい対応になります。何らかの基準に沿ってデータをこっちとあっちに完全に分けてしまいます。
　一般的には、新規に作成するものや更新するものと、何かあったときに見るだけの履歴のふたつに分割することが多いです。アプリ全体を検索したいという要望があるときは、こっちとあっちの２回検索することになります。