自己責任なんて思わない
こんにちは。
花です。
今日は私が思わず涙し、気持ちも涙も溢れて止まらなかった、ある医師のメッセージを記したいと思います。私はこの言葉を一生忘れないと思います。
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疾患の多くについて、本人に責任を問うことはできません。
その様な生活習慣を余儀なくされる背景があるのが、通例だからです。自らの健康維持を顧慮できないほど、余裕のもてない日々を余儀なくされる人々がいます。
社会における役割を実直に果たし、家族を支え続ける日々の中で、自らを振り返る時間を持てなかったのが実態です。自己責任と決めつけることはできません。
疾患はすべからく不条理です。不条理な運命を引き受けて、切実な日々を生きる人々を支え続けることが、私たちのミッションです。
NPO法人日本腎臓病協会 理事長
川崎医科大学 腎臓・高血圧内科
教授 柏原 直樹
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『自分の健康は家族への責任』
27歳。10年前の第一子を生んだ頃、こんな鋭い言葉を直筆で紙に書いて部屋に貼っていた。
看護師・保健師で心と体の健康不調に悩んでいる、困っている人を数多く見てきたはずなのに。私個人の敏感さゆえの課題感も、学生の頃から、たくさん感じていたはずなのに。
私を一番縛っていたのは、紛れもなく自分自身だった。言葉では分かったつもりだったけど、実践して経験してきて、やっとやっと明確に気づいたことがあります。
自分の努力だけでは、どうにもならないことがあること。やっと降参した。やりたくても、みんなと同じ方法ではできないことを認めた。
自分と人とはペースも状況も、それぞれの物事に対する思いの温度も違う。決して、器用ではない心と体。それでも、何回も倒れながらもどうしてもやりたい、こうしたいともがいてきたことがあります。
自分はずっと若いままだとか。死に向かって生きているのは、誰もが知る当然の事実なのに、このままずっと生き続けるような錯覚を起こしていた。人はみな、やがて命が尽きる。
病気にだって、ならないと思っていても病に侵されるときだってある。私も含めて、誰しもがそう。特別でもなければ、健康なことが当たり前なことなんてない。
妊娠も出産も子育ても、できて当たり前なことなど、何一つとしてない。子育ては一筋縄ではいかない。もっと自分を許してもいい。きっと、どこかでは優しさは繋がっています。私が子供の頃から、どこかの誰かの言葉で励まされ勇気をもらっていたように。
今日ご紹介した先生のメッセージが、誰かに届くことを願っています。
私はやっぱりnoteが好きです。
新アカウントをつくって、また戻ってきました。
よろしくお願い致します。
メンタルヘルスケアを日常に。
いわもとなおこ
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